【研修トレンド通信046】
「発想転換」と「攻めの姿勢」で不況を楽しむ！

　「PRESIDENT」（2009年1月12日号）にセブン＆アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEOの鈴木敏文氏のインタビューが掲載されています。鈴木氏は記事の中で「不況を乗りきるには楽しむこと」と語っています。また、「商売は心理や感情で動く」、「守りに入れば入るほど、売上が落ちる悪循環に陥る」と言い、「顧客に商品を買ってもらうには、相手の心理をつかみ」、その一方で不況だからこそ攻めるというように、自分の仕事の仕方を変えていかなければならないと話しています。

　記事では、なぜ上記のような論理になるのかがこの後に詳しく書かれているのですが、それを読んでどれだけの人が「そうだ、その通りだ！明日から早速仕事の仕方を変えよう」と実際に行動に移すことができるでしょうか。鈴木氏の理論を頭で理解することができても、それを実行するために必要な＜発想転換力＞と＜顧客の心理を掴む力＞をすぐに発揮できるだけの深さで身につけているかどうかは疑問です。なぜならこの2つの力は、訓練しなければ身につかないからです。しかも継続的に訓練することが必要であるため、身に染み付いている、といえるほどの人は意外に少ないと思います。概念を訓練するのは、思っているより難しいものなのです。

　「講演依頼.com」では、＜発想転換力＞と＜顧客の心理を掴む力＞、
この2つの力を楽しく身につけられる研修をご紹介しています。継続は力なり！継続できることを考えた実践的なプログラムです。

（2009年1月7日 / 発信：「講演依頼.com」 研修チーム）