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コラム 教育

2012年11月15日

幸せな子どもは幸せな親が育てる

 赤ちゃんは手を握りしめて生まれてきます。

 その手の中にはママやパパへの贈りものとして

 たくさんの愛や喜びが握られているということです。

         (はせがわみつる『世界一短い童話』より)

親になると子どもに何をしてやれるか、何を身につけさせてやれるかと「与える」ことばかりに目がいきがちですが、本当は子どもたちが持ってきてくれた愛や喜びや幸せを「受け取る」ことの方が何倍も大切であるように思います。

親は、自分は「与えている」側であると考えがちで、それで口やかましくなったり恩着せがましくなったりしますが、自分はむしろ幸せを「もらっている」側であると考えるなら、感謝の気持ちが湧いてきます。そして、そういった感謝の心で子どもを育てていくところに、子どもが明るくのびのびと育つ根本があるように思います。

生まれてくれた日の喜び、はじめて歩いたときの喜び、はじめてママと呼んでくれたときの喜び、入園式のあの日の喜び・・、子どもがいたから味わえる喜びがあり、幸せがあります。

それらの喜びを感じ、幸せな気持ちで子どもを育てる。

「あなたが生まれてからママはずーっと幸せ。あなたがいっぱい喜びと幸せを持ってきてくれたから。」

そう言って育てられる子どもほど幸せな子どもはいません。
それは心から親に愛されている証拠であり、最高の愛情表現です。
自分の存在が喜びをもたらしている、そう思えることが自己肯定感を育みます。
 
幸せな子どもは幸せな親が育てます。

そして、そのように愛や喜びを「受け取る」ことこそが、親が子どもに「与える」ことのできる最高の贈りものなのです。

長谷川満

長谷川満

長谷川満はせがわみつる

家庭教師システム学院

30年以上多くの家庭教師を指導すると共に、 自らも家庭教師として子どもの自信回復と意欲を引き出す学習指導を実践。「やってみせて、やらせてみせて、ほめて伸ばす」指導で多くの子どもたちの成績向上に…

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