2019年12月20日

ラグビーワールドカップと北海道の自然派ワインから学んだこと

早いもので、今年もあとわずか。今回は(ちょっと変わったタイトルですが)、今年、私が感動した2つのものから教えられたメッセージをご紹介しようと思います。

まずは日本中が熱狂したラグビーワールドカップ。
流行語大賞にも選ばれた“ONE TEAM”で戦う姿には何度も胸を打たれました。「同じじゃないから強いんだ」「僕にしか、出来ないことがある」私がラグビーというスポーツに感じた最も魅力的な点は、ラグビー中継の中で流れる某企業のCMのコピーに代表される、この精神。日本代表の選手たちも「きちんと自分の役割をはたすことが大切」と何度も役割分担のことを話していましたが、それぞれが自分にしかできないことをこなし、違うものを持ったそれぞれの力をリスペクトしあってONE TEAMにつなげていく-その大切さを理解されていたからだと思います。

 そしてもう一つは北海道の空知、余市で出会った自然派のワインたち。美味しいのは勿論ですが、作り手の方や販売店の方から様々なお話を伺う中でとても興味深かったのは、どんな葡萄も出来るだけ無駄にしないで活かし、個性的なワイン造りに活かすということ。精一杯愛情を注いでブドウを育てたら、あとは育ったブドウの良さを活かし、ワイン作りをしている、と。貴腐に感染したブドウならその個性を活かしてより貴重なワインを生み出し、同じワインでも年度ごとに育ったブドウは違うことで、またその年ならでは、の個性が出る、とおっしゃっていました。良いブドウ、良くないブドウって何か。そんなの誰かがそう決めてしまっているだけじゃないか。このブドウの味はどんなワインを作ることによって活かせるか、日々、そんな風に考えて作業されてるとのこと。大切なのは、作り手側でそのブドウの個性の魅力を発揮させることなんだと。

多様性とは何か。その人の強みをいかに発掘し、活かすか。自分のことも、他人のことも、足りないことに目を向けるのではなくて、そもそも足りないと考えるのではなくて、もしかして魅力なのでは、と考えてみる。私自身もすぐ自分の特性を欠点だと考えてしまったり、人と比較して落ち込んだりしてしまうところがあるので、とても素敵な考え方で心に沁みました。

思い込みを捨て、何事もありのままを受け入れて、活かすこと。
それが、ラグビーワールドカップと北海道の自然派ワイン、今年この2つが私に教えてくれた共通のメッセージ、私の来年の目標です。
 皆様もよいお年をお迎えくださいませ!