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コラム 教育

2020年05月08日

なぜ、親はほめているつもりでも子どもはそう感じていないのか?

私が教師だったころ、懇談会の話題づくりのためによくアンケートを取っていました。あるとき、親には「子どもをほめますか?」と聞き、子どもには「親にほめられますか?」と聞きました。

その結果はとても興味深いものでした。親のほうは、「よくほめる」と「まあまあほめる」を合わせると全体の4分の3にもなりましたが、子どものほうは、「よくほめられる」と「まあまあほめられる」を合わせて4分の1にしかなりませんでした。

同じようなアンケートを何回もやりましたが、だいたいこれくらいの割合でした。この結果をひとことで言うと、「親はほめているつもりでも、子どものほうはほめられたと感じていない」ということだと思います。

では、なぜそうなるのでしょうか?もちろん理由はいくつかあると思いますが、ほめるときに親が余分なことを言ってしまうことが大きいと思います。つまり、「漢字の勉強をがんばったね」で終わればいいのに、親はつい「算数もがんばってね」などと余分なことを言ってしまうのです。

これだと子どもはほめられた気がしないと思います。それどころか「算数はがんばっていない」と言われたように感じて、ちょっと嫌な気がするのではないでしょうか?

ですから、親は欲をかかないで、ほめるときはほめることに徹するようにしましょう。そうすれば、子どもはほめられたという実感を持つことができます。

親野智可等

親野智可等

親野智可等おやのちから

教育評論家

1958年生まれ。公立小学校で23年間教鞭を取り、1~6年すべての担任を経験。経験をいかして発行しているメルマガ「親力で決まる子供の将来」は読者4万5千人を超え、教育系メールマガジンとして最大規模を誇…

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