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2020年07月06日

明るい未来を語る

6月末くらいから、秋の講師の問い合わせが毎日くるようになった。
そのオファーのほとんどが、「明るく前向きになる話をして欲しい」というもの。
「わたしだけかな」と、思ったら、仲間の講師も同じようなことを言われている。
「暗い話は、誰でもできる。でも、もう暗い話は、聞きたくない」が、本音らしい。

確かに、テレビをつけても、新型コロナウィルスに始まって、「不況になる」とか、ネガティブな話は、多い。
そして、みんな心のどこかで、「本当に不況になるかもしれない」「なんとなくいろいろ不安」だと感じている。だからと言って、ハイテンションに、「安心してください」と、言えるものでもない。

だから、わたしは、まず、コロナ禍の中、売れていたものの話をする。
意外と売れていたものはある。たとえば、「おたふくソース」。多くの人が自粛生活の中で子供たちと、たこ焼きやお好み焼きを作った。だから、ソースだけでなく、たこ焼き粉などの粉も売れた。また、ホットプレートやたこ焼き機も売れた。

そんな会社は、新卒採用に力を入れだした。
実際、わたしの周囲の学生は、コロナ禍の中でも数社内定をもらっていたりする。だから、「みなさんが思っているほど、すべての経済が止まっているわけじゃないですよ」という話をする。

また、子供たちも逞しい。
学校が休みでも自分たちでネットでお気に入りの先生を見つけたりした。有名予備校の先生たちも無料でオンライン授業をしたりしてくれた。おかげで、「生徒たちが先生を比較、批評するようになった」と、焦っている先生もいる。
「交通費もいらないし、移動時間もいらないし」と、学びに力を入れている人もたくさんいる。

そして、これからは、「マイクロツーリズム」。車で30分から1時間で行ける場所への旅行が増える。いろんなキャンペーンの企画もたくさん出てきた。

だから、今までよりももっと情報が大切になってきたし、情報を取る努力をした人の人生がより豊かになる可能性があるということをわたしは、伝えている。

大谷由里子

大谷由里子

大谷由里子おおたにゆりこ

(有)志縁塾 代表取締役

故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…

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