2016年03月18日

自信がない女性を解放する魔法の言葉

女性を対象としたキャリア相談を行っている中で、男女の大きな違いを感じることがあります。それは「自信」です。

これは、子供の頃から違いとして見られるようで、例えば男の子に試験のあと、どうだった?と確認すると、「まあまあできたかな」と答える一方、女の子はできているのに、「できていない」と答える子も多いようです。しかし、ふたを開けてみると、女の子の方が成績がよかったり。

また、社会人になってからも同じ現象が起こります。以前、私が会社勤めをしていた際、営業での結果を男性の方が自信をもって「大丈夫!」と言い切るのに対し、女性は「大丈夫だと思いますが、まだわかりません」と不安げ。もちろん一概には言えませんが、そのような傾向の違いがあるのを実感していました。

ちなみに、その報告を受ける私としては、男性の報告を8割減、女性の報告を1割増しで受け止めて、数字管理をしていたこともあるくらいです。

さてこれは、どちらが悪い、ということではなく特性の違いです。

話は戻りますが、女性はいつまで経っても自信がない、と思い続けているものです。それは周囲からの評価がよくても、「いや、よく言われれば言われるほど、不安が募る」なんてこともあります。そのために、「いえ、私は現状維持、ソコソコな感じでいいんです」など、せっかく打診されたチャンスもみすみす逃すことに。

まじめな女性は、まだまだ私はできていない!と頑張って成長しようとします。しかし、せっかくできても、やはりまだ自信が持てないので、もっと頑張らなくては、と努力します。いつまで経ってもゴールに行きつかない、自信にならない・・・。

「自分に自信を持ちたい。自信を持つには、どうしたらいいんでしょう」
「きっとこれを勉強して、資格が取れたら自信が持てると思うんです」

このようにおっしゃる女性を日々、見ている中で、彼女たちの呪縛を開放するために、魔法の言葉を見つけました。それは「自信がない?それがどうしたの?自信は必要ですか?」という問いかけです。みなさん、最初はキョトンとされますが、「自信がないのが当たり前」を受けとめると、ラクになり、笑顔になります。

最近、女性向けの講演でお伝えすると、多くの方が印象に残ったこととしてコメントしてくださるのが、「自信がなくて当たり前、私たち女性には自信じゃなく、ちょっとした勇気が必要なだけ」というメッセージのようです。

これは、私自身もそうだから、心から伝えらえる言葉なのです。

そして私も振り返ると、自信のないことだらけでした。でも、48歳の私は何とか今、こうやって立っています。いまだに自信なんてあるわけがないのですが、いつも前に踏み出す時に支えられたのは、ちょっとした勇気でした。

女性は守るもの、信念、使命感があれば、勇気が溢れてくる生き物です。自分を信じて、周囲のために、勇気を出して、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。そして、その勇気を見守って、少しだけ距離をとって支えてくれる周囲の上司や環境があると、もっともっとその人は成長できます。