悩み多き青春時代を送る中高生に向けて、先輩たちからのメッセージを伝える本コンテンツ。
第3回は、NHKのテレビ番組「サイエンスZERO」のナビゲーターやTBSテレビ「ひるおび!」コメンテーターとしてもお馴染みのサイエンス作家であり、フリースクール「YESインターナショナルスクール」の校長先生でもある竹内薫さんからのメッセージです。
学生時代の竹内薫さんの夢とは
でも、中一のときにTBSのベルトクイズQ&Aという番組に出場して、最終ステージまで行きました(最後の問題を間違えてしまい、カセットレコーダーをもらえないかったのが悔やまれます)。
高校生時代には、外交官になろうと考えていました。
あとは、ヨーロッパに赴任したときに馬に乗れるといいと思い、馬術部で頑張っていました。今から考えれば、何の根拠もないし、意味不明ですが(笑)。
学生時代に乗り越えた壁とは
それ以来、いずれ死はやってくるのだから、自分から死ぬことはやめて、とにかく足掻(あが)こうと心に決めました。
今も新型コロナウイルスで仕事が半減し、倒産しそうですが、優先順位1は「新型コロナで自分や家族が死なないこと」、2は「早め早めに動いて、キャッシュフローを確保すること」と考え、足掻いています。
倒産しても死ぬつもりはありません。
今に活きている学生時代の経験とは
学生時代に感銘・影響を受けた本
この本は大学一年のときに読みました。フランス語の先生の推薦だったように思います。衝撃を受けました。
人は自分で選択もしていないのに、否応なしにこの世に生まれてきます。そして、そこから「人間の本質=実存」の人生が始まります。理不尽な世界の中で、自らを未来に向かって「投げる」こと。それが実存の意味です。
新型コロナウイルスで世相が殺伐とし、不条理のど真ん中に放り出され、命の危険も大きい時代にこそ必要な「生きるための哲学書」だと思います。
平易で読み易いのでオススメです。
学生へのメッセージ


竹内薫たけうちかおる
サイエンス作家
情報番組のコメンテーターとして、広い知識と視野が評判の講師。 東京大学教養学部教養学科(専攻、科学史・科学哲学)・東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(専攻、高エネルギー物理学理…

