2015年01月05日

育児を通して知ったアニメと絵本の素晴らしさ

新年初のコラムになりますので、まずはご挨拶から始めさせて下さい。明けましておめでとうございます!本年も独自の視点で徒然に書いていきたいと思っております。どうかお付き合い下さいませ。

新年第1弾として何のテーマにしようかと悩みましたが、やっぱりいつもと同じように最近感じていることを取り上げさせて頂こうと思います。

2歳半になる息子の影響で、すっかりディズニーやジブリなどのアニメ映画を観る機会が増えたのですが、アニメって子供達のみならず老若男女を問わずに、夢を見させてくれたり、社会に対してメッセージ性があるものだったりと、今更ではありますが改めて感じました。純真な子供の目線でみると余計にそう思えます。例えば、昨年一大旋風を巻き起こした『アナと雪の女王』。そして『千と千尋の神隠し』。息子は何度も何度も繰り返してDVDを観たいと言い、私もそれに付き合うことになるのですが、「アナ死んじゃう?」「はんすおーじわるいやとぅ?(悪い奴)」とか「カオナシ、カエル、ぱくーっ(食べる)」「おくされさんくっしゃー(お腐れ神、臭い)」「はゃくーーーっきてーーーっ!!」などと同じ場面で笑ったり叫んだりしながら観るのですが、その後の夜寝る前や、車の中や、お風呂で、それらの場面の検証のようなことをするんです。息子が場面を思い出しながら、また「アナ死んじゃう?」と聞くので「アナは自分のことよりエルサが切られそうになるのを助けてあげたね。オラフが、相手を自分以上に大切に思うことを愛だと言っていたね。だから氷が解けてアナは死ななかったんやで。」とか「カオナシにあれもほしい、これもほしい、もっとほしい、って自分の好きなものばっかり欲を出しておねだりしていたからカエルさん食べられちゃったね。」などなど、物事の善悪や本質について自然と会話ができます。それ以外にも、まだまだたくさんの題材が隠されていました。直接説明しようとしても難しいことばかりですが、子供が納得いくようにお話ができるのは素晴らしいことだと思います。

映画ばかりでなく、絵本が持つ可能性についても感動を覚えています。こちらも今更の話になりますが、息子が生まれるまで、私は絵本を手に取ることはほぼありませんでした。絵本の読み聞かせ効果などは、育児書にも必ずと言っていいほど書かれていましたが、正直ピンときていなかったのです。しかし、お祝いにと絵本を頂く機会があり、初めて開いてみると・・・挿絵の可愛さや色遣いも驚きましたが、物語がまるで哲学書のように大人も考えさせられるものであることに本当に感動したのです。育児を通して、これまでの自分があまりやってこなかった、同じ作品を何度も何度も観たり、読んだりすると、初めて見たときと違う発見や読み解き方があることに気づき、作家さんの意図やメッセージを深く感じようとすることで、子供と一緒に自分の幅も広がるみたいで、こうしたゆったりした時間の使い方もいいなと思う今日この頃です。

一方で、昨年から教育の分野のことに関わらせて頂いていますが、携わりながらも無力感というか、親が子を、あるいは子が親をという事件は相変わらず続き、一体私達は、また社会はそのような家族(貧困や虐待の連鎖などが起因しているとも言われています。)をどうサポートしていくべきなのかが見えてきません。ゆったりした親と子の本質的な会話の時間や善悪についての問答はあったのでしょうか。

感化されたのか今年の私の目標は、もう少し社会貢献というか、映画や絵本のように世の中に対して前向きな発信をしていけたらなと思うのと、さらに育児中で・・・という自分に都合のいい理由をつけてやらなかった勉強にも着手していきたいと思っています。

一年の計は元旦にありということで、目標の宣言をして、今年初めのコラムは締めくくりとさせて頂きます。