2012年06月01日

出産予定日2週間前の金環日食

 夏の電気代値上げや原発再稼働、ユーロ圏を発端にした金融問題など重苦しい話題が尽きない中、先日少しだけ日本を明るくテンションを上げてくれた出来事がありました。金環日食です。日本国土の広範囲で932年(なんと平安時代以来!)ぶりに見られた世紀の天体ショー。雲が晴れるか晴れないかのドキドキ感の末に、太陽と月と地球が一直線に並ぶ金環のタイミングと雲の切れ間の瞬間のなんと奇跡的なこと!それがより一層の感動を生んでくれたように思います。盛り上がりました。歴史的瞬間に現世で立ち会えることって本当に素敵なことだと思います。

私個人としては、この日、皆さんとちょっとだけ違うことを感じていたのですが、それは..."胎動"の大きさです。出産予定日まで残り約2週間と迫った現在、本来であればこの時期はだんだんと出産に向けての準備が進み、羊水もピークの量より少なくなり、赤ちゃんの位置も下がり、その赤ちゃんの頭が骨盤にはまるような形になるので、胎動の大きさや頻度が減ったような感覚を受けるママが多いのですが、この日に限ってはびっくりするぐらい動くこと、蹴ること!!既に親バカが始まっているようで申し訳ないのですが、何か神秘的な力をお腹の中で感じとっている感受性豊かな子ではないかと、勝手に想像が広がっています。

 出産が迫った今の心境としては、楽しみもありますが、若干不安の方が勝っているかなぁといった感じです。痛みがどの程度なのか?とか、兆候は破水からなのか陣痛からなのか?とか、無事トラブルなく健康に生まれてきてくれるのか?とか、色々考えていても結局なるようにしかならないのですが、柄にもなく妄想の方が先走っているところがあります。

そんな中、自分の母親や私の身近にいて下さるママとして女性としての大先輩の方々から、「育児や出産って大変なこと9割だけど、ほんの1割の、何気ない子供の仕草や可愛い寝顔を見るだけで大変なことが全部すっ飛ぶんだから!」と話してもらうことがありました。これから待ち受ける様々なこともその言葉によって乗り越えられるような気になれました。まさに「母は強し」です。

 また、私はスポーツを通して多くの子供達と接する機会を頂いてきましたが、選手の育成と子育てとは似て非なるものだと、これもまた別の方から伺うことがあり、その違いの本質を身を持って知る体験ができることにも幸せを感じます。きっとこれまで以上に濃く深く人間を学ぶことになるのでしょう。我慢強く「待つ」ということを学び、思うようにならないことの方が多いということを学び、まだ描かれていないまっさらな未来の可能性をどうやって広げてあげられるかをとてつもない責任を持って考えていくことになるのだと、覚悟を持ってそう思います。

よく言われることの一つに「親としての成長は子供がさせてくれる」というものがありますが、私自身それを出来得る限り感じ取って成長していけたらと思っています。これも楽しみと捉えたいですね。

 次回登場するときはもう出産の後。改めてその時の心境の変化など、お話しを聞いて頂けたら嬉しく思います。