ご相談

講演依頼.com 新聞

コラム モチベーション

2026年04月23日

2026年コラムテーマ「AI時代にこそ必要な人の視点」/AIを使いこなす

第1回「AIを使いこなす」

さて2026年度の新テーマは「AI時代にこそ必要な視点」と題してお送りしたいと思います。よろしくお願い致します。第一回目は「AIを使いこなす力」です(この文章はAIとの共同作成です)。

誰でも使えるところにやってきたAI

ここ数年、AIの存在がだいぶ身近になってきました。パソコンやスマホにもAIが実装され、「ChatGPT」「Gemni」「Copilot」などを日常的に使っている方も多いことでしょう。
私も「~についてまとめて」とか「○○と△△どちらがよいか」などの問いかけをAIにして活用しています。また自分のスキーの動画を入力してそれについてのアドバイスをもらったり(なかなか参考になったりします)。パワーポイントのスライドを作ることもできてしまいます。うちの小5の息子でもChatGPTを使って画像を加工しLINEのアイコンを作ったりしています。実は今回のこの連載の章立ても、AIに「AI時代にこそ必要な視点とは?」という問いを投げかけ、AIが提案してくれた章立てをベースに組み立てています。

普通の検索と何が違うのか

さて、いままでは検索ウィンドウに「~」と文字を入れて情報を得ていましたが、それとAIとは何が違うのでしょうか。普通の検索は、手にしたい情報にアクセスするためにキーワードの入れ方のセンスが求められます。それがないと、とんちんかんな答えしか返ってきません。またローデータしか出てこないので、それをまとめたり解釈したりと自分側で思考しなくてはいけません。いっぽうAIを使う場合は、まるで人に尋ねるような対話型でも検索をかけてくれ、また情報をAIが構造化して要約してくれます。まるで自分のエージェントが向こう側にいて、その彼が答えを出してくれるような感じですね。

AIが得意なこと苦手なこと

AIが得意なことは、まずは大量データの高速処理です。過去に蓄積している情報から、必要な切り口で情報を切り出したりする作業は、もはや圧倒的にスピーディです。二つ目はパターンの認識。この能力は医療画像診断や防犯カメラの不正検知などには欠かせません。三つ目は最適化、効率化。条件が決まっている中でどのルートが最適か、などの答えを出すのは優れています。そして最後は反復作業の自動化です。同じ事務作業を定時に繰り返す、定型レポートの出力といった作業はもはや人の手を離れています。
いっぽうAIが不得意なことは、第一に前提を疑うこと。AIは与えられた前提の中で思考をするだけなので、「そもそもこの前提は正しいのか」「ほかの切り口もあるのではないか」という発想をすることができません。2つ目は、あいまいなままを受け入れること。人間の思考では「どちらも正しい」「様子を見る」という決定もできますが、AIは矛盾を受け入れず、整合性を求めます。3つ目は新しい未来を創造すること。これまでにない制度や文化、ビジネスなどを生み出せるのは人の知恵だけです。4つ目は人の感情や直感に基づく判断。なんとなくいける感じがする、こう思う、というのは人独特の判断です。

人間はどうすればよいのか

もはやAIは令和のビジネスマンにとって必要不可欠な存在になってきました。AIを一切使わず、すべてを自分でやろうとすると、仕事内容によっては効率・生産性の面で著しく劣ることになります。そうかといってすべてAIに任せればよいということではありません。新しい価値を創造したり、経営の判断をしたり、人に動いてもらおうとするときなど、人にしかできないことがたくさんあります。私たちは、AIが得意なところ(データ処理、抽出、最適化等)は任せ、より上位の思考(価値創造、人のマネジメントなど)に集中するというスタンスが大切だと感じています。今回この連載も、初めてAIの力を借りて作成してみました。感想は、自分の頭だけで考えるより、文章の構造、情報の幅や厚さなどはたしかに増しているなと感じます。いっぽうで、そこに何も手を加えないと誰が書いても同じ文章になり陳腐化してしまいます。やはりまな板に乗った情報に、最後人がひと手間加えることが必要だと感じました。

川村透

川村透

川村透かわむらとおる

川村透事務所 代表

「ものの見方を変える」という視点の転換を切り口に、モチベーションアップ、チームビルディング、リーダーシップ、コミュニケーション、問題解決など様々なテーマで講演、研修を行う。自身の体験と多くの研修・講演…

  • facebook

講演・セミナーの
ご相談は無料です。

業界25年、実績3万6700件の中で蓄積してきた
講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。
趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や
講師のイメージなど、
お決まりの範囲で構いませんので、
お気軽にご連絡ください。