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コラム モチベーション

2014年10月15日

走り出したあとにマネジャーのすべきこと

 さて、営業戦略もしっかり立て、チーム内戦略も立てたら、いざ行動開始です。マネジャーのあなたにはいくつかすべきことがあります。以下をご覧ください。

1.全員での進捗確認

 チームメンバー全員がいまどの位置にいて、どんな問題を抱えているか、それを全員で共有しましょう。そのために、定期的な進捗確認を全員でするのです。自分のノルマだけ進んでいればいいという人がいたら、その姿勢はすぐに修正する必要があります。全員が各人の目標を達成するために知恵を出し合うのが本当のチームです。

2.関係性のウォッチ
 誰と誰の仲がいいのか、どこかで心理的なぶつかり合いや足の引っ張り合いが起きていないか、マイナスの空気を発している人はいないか、など、メンバー同士の人間関係を注意深く観察してみてください。この関係性は目では見えず、ほとんどの組織で見過ごされていますが、じつはここが一番重要な点です。人と人が一緒に何かをするのですから、必ずや摩擦が生まれます。それをいかに乗り越えるかによりチームの生産性が大きく左右されるのです。チーム内に年功の高い人がいて、その人のやり方が非効率的であっても意見ができず、渋々そのやり方に従っていたり、上司のいないところで、チームの体制や仲間への批判が飛び交っていたり…。そうした悪い芽は早めに摘みたいもの。自分だけでは目が届かないようなら、そういった情報を教えてくれるキーパーソンを何人か押さえておくことも考えましょう(ただし、情報が偏って誤った判断を下さないよう、中立、公平性の維持には気をつけてください)。

3.メンバーのモチベーションを維持する
 目標に向かっていく過程ではいろんなことが起き、メンバーの士気が下がったりもするでしょう。そんなときこそ、励まして鼓舞するのもマネジャーの仕事。たとえば:

・折り返し地点で、全員を集めて景気づけの飲み会を設定する
・「5分ミーティング」などと銘打って、一日5分でもいいので、一人ひとりと膝を突き合わせ、相談にのる
・「パーソンオブザウィーク」:その週で頑張りが見られた人、いいチャレンジや行動をした人、クレーム対応をこなした人などを選び、みんなの前で表彰する など。

column19.jpg こうした取り組みは、ほとんど文書化されておらず、なんとなくやっていたマネジャーもいると思いますが、チームを機能させる上でとても大切なので、ぜひしくみとして認識し、実施していただければと思います。

 どんなにすぐれた管理メソッドを導入しても、実際に動きそれを実現していくのは生身の人間と、そこに生まれる人同士の関係性です。良好な関係性にこそチームワークが宿るのをどうぞお忘れなく。

 次回は、「メンバー同士の関係性をつくる具体的なアイデア」についてです。どうぞお楽しみに。

川村透

川村透

川村透かわむらとおる

川村透事務所 代表

「ものの見方を変える」という視点の転換を切り口に、モチベーションアップ、チームビルディング、リーダーシップ、コミュニケーション、問題解決など様々なテーマで講演、研修を行う。自身の体験と多くの研修・講演…

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