リビングなど、テレビのある部屋に地図帳を置くことをお薦めします。そして、テレビで「ここは、米どころで有名な新潟県の魚沼市です」と言ったら、地図帳で魚沼市を探します。
見つけたら、そこにマーカーやボールペンなどで印を付けておきます。米俵などのイラストが描いてあればそれにも印をつけます。
サッカーの試合でブラジルと対戦したときは、ブラジルを調べます。タレントが旅をする番組を見たら、その行く先々を調べます。
こういうことを2,3ヶ月もやれば、地図帳のあちこちに印がある状態になります。すると、子どもは達成感が出てきてもっと印を増やしたくなります。
書店に行けば、各地の名物や名所などが楽しいイラストで紹介されている地図帳がたくさんあります。できたら、大人用の無味乾燥なものでなく、子ども用の楽しくてわかりやすいものにするといいでしょう。
平行して、日本地図、世界地図、地球儀などもリビングにあるといいですね。また、自分が住んでいる都道府県や市町村の詳しい地図もあるといいです。
日ごろから、楽しみながらこれらに触れていると、地理についての知識が自然に増えていきます。
そして、地理が好きで得意になると、社会科の勉強全般にいい影響が出てきます。なぜなら、歴史、政治、経済、環境など、社会科で扱う内容はすべて地理の内容と深く関係しているからです。
親野智可等おやのちから
教育評論家
本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、 学力向上、家庭教育について具体的に提案。 Twitter、YouTube「親力チャンネル」、Blog「親力講座」、メール…
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