私のモットーは教養の歴史学ではなく実社会で役に立つ人間の歴史学です。私は大学卒業後、長年、メーカーや1級ファイナンシャル・プランニング技能士として金融機関等に勤務していました。一方で2001年に織豊期研究会参加し近世史研究の第一人者三鬼清一郎名古屋大学名誉教授に直接師事しました。『史学雑誌』2005年の歴史学界「回顧と展望」では「大きな成果としては小林正信『織田・徳川同盟と王権』(岩田書院)がある。「本能寺の変」を基軸としながら相互規定的であった織田・豊臣・徳川それぞれの権力構造に迫る労作」と評されました。2007年と2011年の審査を経て飛び級で論文博士(九州大学・比較社会文化)になりました。論文審査の主査は豊臣政権研究の第一人者中野等九州大学大学院教授、副査服部英雄・吉田昌彦・高野信治同大学院教授・三鬼名古屋大学名誉教授という最高の陣容でした。
私は観念的な歴史物語を排除し、現実的な視点で実社会の歴史を読み解きます。今日の実社会と同様、過去の実社会である歴史の世界でも現実と幻想が混在しています。情報過多の世界で幻想に惑わされることなく現実に向き合うことは大変に難しい問題です。それでも人間そのものは進化しておらず、人生は一度しかないので歴史におけるパターンを学ぶことは大変有意義です。たとえば、信長と光秀の破局の原因を過去にさかのぼって反乱の類型を整理することでも真相が見えてきます。また秀吉は例外ですが、当時の武士社会は個人の願望よりも家の論理に支配されています。それは今日の組織の論理に置き換えられます。聴講者の皆さんには仕事モードで歴史を考えてもらいたいと思っています。
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経歴
- 1962年
- 愛知県生まれ
- 1983年
- 大学卒業後メーカー、外資系保険会社、大手都市銀行勤務。
- 2001年
- 織豊期研究会入会、近世史研究の第一人者三鬼清一郎名古屋大学名誉教授に師事。
- 2002年
- CFP合格。1級ファイナンシャル・プランニング技能士へ移行。
- 2007年
- 博士課程免除。九州大学大学院比較社会文化で博士論文審査開始。主査中野等九州大学大学院教授。博士論文『織田・徳川同盟と王権―明智光秀の乱を巡ってー』(岩田書院)。中野教授の指導で再審査。
- 2011年
- 博士(比較社会文化)九州大学。比文博乙第27号。
- 2012年
- 博士論文の成果を『正親町帝時代史論』(岩田書院)にまとめる。
- 2013年
- 『信長の大戦略⁻桶狭間の戦いと想定外の創出』2014年『明智光秀の乱―天正十年六月政変―』2019年『明智光秀の乱』新装改訂増補版発刊(里文出版)
- 2024年
- 『伊賀越え―光秀はなぜ家康を討ち漏らしたのか』(淡交社)
- 2025年
- 『真相明智光秀の乱―幻の室町幕府十六代将軍と信長の兜』(淡交社)
主な講演テーマ
過去との対話「信長と光秀の言い分」を聞いてみる。
過去との対話「信長と光秀の言い分」を聞いてみる。
- ジャンル
- :経営戦略・人材開発・コミュニュケーション
- 聴講対象者
- :経営者・士職・管理者
ビジネスや社会生活において相手の地位や立場を正確に見極めることは言うまでもなく重要です。たとえば明智光秀は将軍の側近として歴史に登場しており幕府の役職者でした。本来、その出自も限定されます。ところが、謀反人になった後の中傷や噂、後世に作られた物語に歴史学界は今も惑わされています。今日の実社会では組織の論理に個人は縛られますが、当時は家の論理に拘束されます。光秀の家の論理と信長の天下構想の間に大きな齟齬や矛盾をきたせば、果たしてどうなるのでしょうか。過去との対話は可能です。ここでは信長や光秀と史料を通じて両者と対話しながら長期的なスパンから両者の関係を分析し情報を整理して結論に至ります。
「伊賀越え」に学ぶ究極の危機管理
「伊賀越え」に学ぶ究極の危機管理
- ジャンル
- :経営・危機管理
- 聴講対象者
- :経営者・管理者・ビジネスパーソン
天正10年6月2日の「伊賀越え」は究極の危機管理の成功事例になります。周囲を敵に囲まれた堺で孤立した徳川家康主従は壊滅の危機にありました。家康は覚悟を決めて上洛し切腹するつもりでした。重臣の本多忠勝は明智軍の襲撃が遅れていることを察知し、明智軍の上陸予定地に急行し偵察に行きます。情報を確認した忠勝は家康に「伊賀越え」を進言します。従者200名と甲斐の武将穴山梅雪は囮になり明智軍に討たれます。脱出できたのは家康と重臣50名でした。ここではいかにして酒井忠次や本多忠勝が錯綜する情報を選択し状況を掌握した上で最善の選択をしたか、危機管理の実際を具体的に説明します。
織田信長の起業の成功と経営の失敗
織田信長の起業の成功と経営の失敗
- ジャンル
- :経営戦略・内部統制・情報管理
- 聴講対象者
- :経営者・マネージャー・ビジネスマン
信長は天下人となりますが、ほとんど在京していません。信長は室町幕府の官僚機構を利用して畿内統治せざるをえませんでした。この組織をまとめていた人物が明智光秀です。信長は畿内統治を光秀に丸投げしていました。また末期の織田政権のガバナンスは最悪でした。優れた行政官・軍事指導者が優れた政治家になった例を私は知りません。コミュニュケーションの手法が異なるからです。信長の失敗は杜撰な管理と政治的な見通しの甘さにありました。ここでは明智光秀を不良債権化して自滅した信長の失敗を考えます。企業経営にとって大変興味深い教訓となりえます。
「桶狭間の戦い」と勝者の戦略
「桶狭間の戦い」と勝者の戦略
- ジャンル
- :経営戦略・状況判断・情報戦略
- 聴講対象者
- :経営者・マネージャー
「桶狭間の戦い」で信長が開戦前にどのような準備をしてきたかを検証していきます。状況判断・見通し・対策をこれまでのように敗者の視点からではなく勝者の視点で説明していきます。本人が落ちを言うわけがありませんが、重臣の佐久間信盛は真実を語っています。また敵は今川義元だけではありませんでした。背後には北条氏と武田氏、美濃斎藤氏もいました。信長は外交戦略・情報戦略・軍事戦略のすべてで今川に勝利していなければ、圧勝はありえませんでした。粉飾された物語ではなく、史料を通じてこの戦いの本質を具体的かつ実際的に説明します。準備なくして勝利なしという当然の真実に例外はないことを確認します。
本
- 『真相「明智光秀の乱」』(淡交社)
- 『伊賀越え: 光秀はなぜ家康を討ち漏らしたのか』(淡交社)
- 『明智光秀の乱: 天正十年六月政変織田政権の成...』(里文出版)
- 『信長の大戦略: 桶狭間の戦いと想定外の創出』(里文出版)
- 『正親町帝時代史論: 天正十年六月政変の歴史的...』(岩田書院)
- 『織田・徳川同盟と王権: 明智光秀の乱をめぐって』(岩田書院)
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