2017年05月19日

美文字マジック~苦手克服編~

前回に続き、『美文字マジック』
今回は、署名や住所書きの際にも役立つ、苦手克服編です。

こんなお悩みございませんか。
「文字が傾く」
「真っ直ぐな縦線が書けない」
「列や行が曲がっていってしまう」

字の傾き・バラバラな列行は、安定感がなく、文字がきれいに書けていても、整然といたしません。
各文字の完成度が低くても、縦画と中心が揃っていれば、すっきりとしていて見映えが良いですね。

本棚に置いてある本の大きさが様々でも、きちんと整頓が出来ているような感じです。
整頓されている文書は、すっきりと読みやすく、爽やかで誠実さが伝わります。

それでは改善しましょう!

色々な改善方法がありますが、今回は初心者でも分かりやすい基本方法をお伝えさせていただきます。
右利きの場合で解説しておりますので、左利きの方は、解説に出てきます左右を変えてください。
ペンの持ち方については、子供の時から慣れてしまった為、直すのに時間がかかりますので、まずは下記の方法を試してみてください。

字が傾く・真っ直ぐな縦線が書けない人に多く見受けられる特徴
◇指先から肩まで力が入りすぎている。
◇手首を内側に折り曲げて書いている。
◇紙から目までの距離が短い。
◇書く時の姿勢が左右に傾いて書いている。

 

ステップ1

1、ペンを持つ手(小指側の側面部分)は、べったりと紙に固定し過ぎず、
 安定する程度に置き、紙上を手が滑らかに動かせられるようにします。手首を内側に折り曲げません。
→長い線も大きな文字も書きやすくなります。

2、渦巻や連続の円が書けるぐらいに、ペンを握る手に力をいれず、手や指が楽に動くようにします。
→ペンの動きがスムーズになり、可動範囲が広がります。

3、脇の下に、卵~野球ボール(体形による)が入るくらい脇を開けます。
→脇が閉じていると、長い線を書くときに途中で腕がつっかえてしまいます。
  脇が開けば、伸び伸びと書きやすくなります。

4、書く位置と身体の位置関係
 身体の中心~やや右側に書く位置をもってきます。
→書いてみると、紙が左側にあるより、書きやすいことが分かります。
  書いている文字も見やすくなります。

5、机と身体は握りこぶし1つ程度開け、姿勢も前かがみにならないようにします。
→視界が広がり、全体を見ることが出来ます。
  紙に顔が近すぎると、書いている時に線が曲がっていても気がつきません。
  離れて見て、線が曲がっていることに気がつくことが多いです。


6、左手は、紙が動かない程度に軽く添えます。
→左の肘から指先までを机上にべったりと乗せていたり、
 体重をかけていると、身体が左に傾いてしまいます。
 身体が傾くと、真っ直ぐな線が書きにくく、線が傾いているか判断できません。
 傾きがなく、姿勢が整うと、縦線が書きやすくなります。


7、右の指先、手首、腕、肩の力を抜きます。
→力が入ったり、右体重(右傾き)になりますと、動きが硬くペンの可動範囲も狭くなります。
  力を抜いて書くと、指、手首、肩も痛くならないですね。

 

ステップ2

1、縦画が傾くと、文字が傾きます。
文字の傾き
お臍(丹田)に向かって、身体でペン・筆を引き寄せるようにすると、
長い縦線も真っ直ぐ書けるようになります。
その際、書く縦線がお臍の延長線か、やや右寄りになるように紙を置いてください
長さ30㎝くらいの縦線を書く練習をしますと、数センチなんて簡単に真っ直ぐ引けるようになります。

2、タテ書き(列)・・・ 文字幅の中心を揃えます。
文字は、横広いor横狭い字、縦長or縦短い字、丸or三角or四角と様々ですが、
各文字幅の中心に串刺しのように中心を揃えます。
文字の左右のどちらか一方に揃えるのではありません。
罫線と罫線の中心に、文字の中心を合わせます。

ヨコ書き( 行)・・・ 文字の高さの中心を揃えます。
文字は、横広いor横狭い字、縦長or縦短い字、丸or三角or四角と様々ですが、
各文字の高さの中心に串刺しのように中心を揃えます。
文字の上下のどちらか一方に揃えていくのではありません。
罫線の下線に文字の底辺や下部を全て着けるのではありません。
様々な形の文字の中心を揃える

3、書き進める時に1つ前の文字だけではなく、
2つ3つ前の文字の中心を意識しながら書くと行・列が乱れません。
ひとつ前の文字だけを見て書き進めていくと、徐々に曲がってしまいやすくなります。

少しずつ改善して、苦手部分を減らしていけば、書くことの苦手意識もなくなっていきます。
今回の『美文字マジック』 縦画を真っ直ぐに書く、列行を整える方法を
ちょっとでも試していただけたらと思います。
短時間でも試すと、書く度に意識するようになり、改善されていきます。

手書きの苦手意識を克服し、仕事力アップ・女子力アップにお役立てください。