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2011年12月22日

美容スタッフが気をつけるべき事―男性のお客様の場合

みなさんこんにちは!エステ王子です。
めっきりさむくなりましたね。
体調管理には気をつけましょう。

さて、今回は美容スタッフが、
男性客に対してどのようなことに注意して接客をしたらいいのか
についてお話していきます。
最近は男性も美容に興味のある方が増えていますからね。

男性を接客するときには男性の性格を知っておくことが大切です。
以下のことを頭に入れながら接客してみましょう。
お客様の満足度、リピート率、契約率が上がるでしょう。

1、「男性は基本的に単純」
ほめ言葉を効果的に使うことで、来店頻度が増えたり、
お客様自身も効果を出すために努力するようになったりします。

2、「男性は自慢が好き」
男性は普段、自分が趣味としてやっていること、
昔やっていたことをよく話します。
そのような会話がお客様から出てきた場合は、
話をきらずに相槌をしながら聞くことに徹しましょう。
そうすることでお客様は満足します。
男性は自分の自慢話を聞いてもらえると、機嫌がよくなりますし、
ストレスも発散されるものです。

3、「男性は自分のことを気にしてもらいたい」
男性は自分のことを気にしてもらいたい方が多いです。
特に女性に気にしてもらうとなおさらうれしく感じます。
その第一歩として、お客様を名前で呼びましょう。
名前を覚えてもらうことで、自分をみてくれているんだと思い、
サロンへの来店が増えたりします。

4、「細かな気遣いがすき」
夏の時期など、男性はたくさん汗をかきます。
女性と違ってメイクをしていないので、顔全体を拭きたいと思っています。
男性客が来店したときには冷たいタオルをさっとだすこと。
お茶もよく飲みますので、1杯だけでなく、2杯目の準備をしておく。
そのとき、気の利く一言を言えるといいでしょう。
「暑い中わざわざ来てくださってありがとうございます」、
「ご来店、首を長くしてお待ちしておりました」などです。
寒い冬の時期は温かいおしぼりも良いでしょう。
ちょっとした気遣いが嬉しいものです。

5、「あまりクレームをださない」
男性は女性と違って、ちょっとしたことでは、
女性スタッフに対してクレームをだしたりしません。
男性は女性には常にいい人でいたいと考えています。
しかし、小さなミスや、不満が重なったときに
爆発したように大きなクレームになります。
男性はあまり細かいことを気にしないからといって、
いい加減な接客をしてはいけません。
また、このようなクレームにならないように、
日頃から、お客様とこまめに話あうことが重要です。
話し合いをし、コミュニケーションをとることで、
信用、信頼が生まれクレームも出にくくなるでしょう。

6、「男性は否定されるのが嫌い」
男性は自分独自の考え方を持っている方が多く、
自分の考え方を曲げない方が多いです。
自分を否定されると機嫌が悪くなります。
「しかし」、「違います」など会話をしているときに
否定的な言葉は控えることが無難だと思います。
否定したい場合は一度お客様の意見に共感したり、
賛同したりしてから話を進めましょう。

以上のことをしっかりと理解し、接客を行ってみてください。

小野浩二

小野浩二

小野浩二おのこうじ

エステティシャン

新潟県生まれ。国士舘大学体育学部を卒業後、大手エステティックサロンに勤務。社内で、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち、本店店長を歴任。 その後、大学院進学を機に退職。現在は…

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