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2013年08月05日

ロイヤルな足元に注目

 キャサリン妃とウィリアム王子が病院前で赤ちゃんを披露、二人の優しい笑顔と伝統を感じさせる王室カラーのブルーが印象的でしたが、コンサバな水玉のワンピースを着て出てきたキャサリン妃が新しく見えたのは、間違いなくヒールの高い靴を履いていたから。 31年前、ダイアナ妃が同じ病院から出てきた時には、産後ママにふさわしい限りなくフラットに近い靴。生まれたての王子を抱いていたのは、チャールズ皇太子だったはずです。

 偉大なるエリザベス女王がお姑さんであり、王室ならではの伝統と、様々な厳しいルールに従わなくてはならなかったダイアナ妃の出産の時とは、立場も状況も違いますが、とは言ってもキャサリン妃を取り囲む環境はコンサバには違いありません。そこに自分らしさをファッションに取り入れるとすれば、靴は重要なアイテム。

 お腹が目立ち始めてから、出産ギリギリまでキャサリン妃が公務やプライベートで愛用してきた「ルバートサンダーソン」のヒールは、一見、控かえめなデザインですが、いざ履いてみると足先がスっと伸びたような美脚効果がありながら、安定していて疲れないという名品。実は私も一足持っていたので、あつかましくも即座に「履き心地とシルエット」を重視する、その価値観に共感できたのです。

 靴といえば、私がダイアナ妃のファンになるきっかけになったスナップ写真を想い出します。悲劇が起こる直前まで取り組んでいたボランティア活動で、地雷除去の現場に入った時の一枚。白いシャツにベージュのくるぶし丈のパンツというシンプルな服装で、熱心に説明を聞くダイアナ妃が、素足にトッズのローファーを履いていたのが印象的でした。自分の足で歩いて「役に立ちたい」と願う彼女の気持ちが、歩きやすく疲れない靴選びから伝わってきたことを覚えています。

 そんなダイアナ妃に憧れていたというキャサリン妃も、いよいよ母となり、まずは実家で育休をとった王子とともに自ら育児もするということです。ベビーカートを押す姿?車を運転する姿?普段着のキャサリン妃の足元からは、これからも目が離せません。

中村浩子

中村浩子

中村浩子なかむらひろこ

株式会社ヴィーナスプロジェクト 代表取締役社長

大学在学中より、光文社「JJ」において、ファッション・ライフスタイル担当の特派記者となる。その後、小学館「CanCam」を経て、光文社「VERY」、「姉VERY」、「STORY」の創刊記者を務める。オ…

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