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コラム 教育

2013年05月24日

子どもが「宿題やりたくない」と言ったら、共感してあげよう

子どもが「疲れた。宿題やりたくない」などと言って、なかなか宿題に取りかかろうとしないことがあります。

そういうとき、多くの親は「何言ってるの。どんどんやらなきゃだめでしょ!」と叱りつけてやらせようとすることが多いと思います。

でも、これだと子どもはかえってやる気をなくしてしまいがちです。では、どうしたらいいのでしょうか?

こういうとき、子どもに共感してあげるとけっこうよい効果があります。たとえば「宿題があるんだ…。子どもも大変だね」「暑くて疲れるよね。宿題もあって大変だね」と共感してあげることです。

そう言ってもらえると、子どもは「自分がどんなに大変かわかってくれた」と感じて気持ちが楽になります。

そうなったところで、「ママと一緒にやろう」「手伝ってあげるから、ちょっとだけやってみよう」と言ってみてください。

「一緒に」「手伝ってあげる」「ちょっとだけ」などの言葉が、子どもの負担感をかなり減らしてくれます。

実際にこの方法をときどき使っている人がいますが、その人が言うには、「始めのうちは手伝うけど、たいていの場合しばらくするとエンジンがかかって、自分でどんどんやってくれることが多い」とのことです。

親野智可等

親野智可等

親野智可等おやのちから

教育評論家

教育評論家:本名 杉山桂一。 教師経験をもとに、子育て、親子関係、しつけ、勉強法、家庭教育について具体的に提案。「子育て365日」「反抗期まるごと解決BOOK」などベストセラー多数。人気マンガ「ドラ…

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