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コラム 教育

2012年03月23日

読書によって、あらゆる教科の基礎になる言語能力を伸ばそう

 あらゆる教科の基礎になるのは国語力、つまり言語能力です。

 たとえば、社会科の教科書を読み取る力は言語能力ですし、算数の問題を読み取る力も言語能力です。理科の実験のやり方や化学変化の説明を読みとる力も、言語能力です。

 言語能力が高ければ全ての教科において圧倒的に有利です。では、言語能力を高めるにはどうすれば良いのでしょうか?

 それには、なんといっても読書が一番です。私が教えた子どもたちの中で、読書をしないで言語能力が高い子はただの一人もいませんでした。

 では、なぜ読書をすると言語能力が高くなるのでしょうか?それは、言語能力の一番の元である語彙力を高めることができるからです。

 言葉をたくさん知っていれば、教科書、参考書、テスト問題などに出てくる言葉の意味が分かります。言葉の意味が分かるからこそ読みとれるのです。

 たとえば、6年の社会の教科書には次のような文章が出てきます。「一族で政権をほしいままにしたため、平氏は貴族や寺院、諸国の武士などの反感を招いた。」ここに出てきて「一族」「政権」「ほしいままに」「平氏」「貴族」「寺院」「諸国」「反感を招いた」などの言葉の意味を知らない子はこの文を読み取ることができません。

 これは語彙力の低い子にはとても抵抗の大きい文です。勉強つまり学問で使う言葉は、日常生活やテレビに出てくる言葉とは違うのです。

 日常生活やテレビに出てくる言葉だけたくさん身につけても、勉強つまり学問には間に合いません。

 ぜひ、読書によって、勉強つまり学問で使う言葉を身に付けてさせてください。そのためには、わが子が読書好きになるように全力を注いでほしいと思います。

親野智可等

親野智可等

親野智可等おやのちから

教育評論家

1958年生まれ。公立小学校で23年間教鞭を取り、1~6年すべての担任を経験。経験をいかして発行しているメルマガ「親力で決まる子供の将来」は読者4万5千人を超え、教育系メールマガジンとして最大規模を誇…

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