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2020年06月08日

ウィズコロナの世界に備えるDX

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスによる経済への影響は甚大で、今は特に飲食店の苦境が伝えられています。人との接触を断つことが難しい業種ですが、テイクアウトなどへの転換を図るところも多い様です。しかし、外出自粛の中、店頭に「テイクアウト始めました」とだけ掲げても、お客様の認知は広がらないでしょう。

たとえばこの機会に、デジタルでの情報発信を始めて見るのはいかがでしょう?これまでもやってみようと思っていた店舗も多いでしょうが、忙しかったり、やり方がよくわからなかったりして、手を付けられなかった店舗も多いのではないでしょうか。コロナ禍によってDXが加速するとの記事をよく見かけるようになりましたが、今のような危機的な状況でこそ、何かを変えるチャンスになり得るということでしょう。

既存のお客様との繋がりを強化し、維持していくために、Line@を使うという方法があります。Line@は国民的サービス「Line」のビジネス版で、無料プランもあります。お店が一度に多数のお客様とコミュニケーションでき、クーポンなどを送ることもできます。Lineを使っている人は多いので、すぐにでも登録ユーザー数を増やすことができます。

既存のお客様との繋がりを強化しつつ、新しいお客様の獲得も進めなければなりません。ここで、Uber Eatsのようなデリバリーサービスに登録するのも良いでしょう。これらのデリバリーサービスでは、検索画面から店舗を選ぶことができますから、登録(無料)するだけでも広告効果が見込めますし、そこから注文があれば売上にも貢献します。

また、Facebookやツイッターでの情報発信を始めるのはどうでしょうか。テイクアウト商材の開発秘話などを、「実はこういうところに苦労しました」「ここはうまくできたと思うので、是非お試し下さい」など、背景情報を発信することで、お客様に親近感を持ってもらうのです。

「デジタル変革」などと言うと、ある日突然売上が爆発的に増えるような魔法の技術に思えるものですが、実際にはこういった、小さな「工夫」の積み重ねなのです。それに、今は緊急事態ですから、飲食関連の規制も一部緩和されたりしており、通常よりも新しいことを始めやすい環境になっています。検索すれば、飲食店のDXについての記事もたくさん見つかります。

そしてこの基本的な考え方は、飲食店以外でも重要です。経済の停滞がいつまで続くかわからない状況では、どのような業種も危機に陥る可能性があります。これらのデジタルツールやそれを使いこなし、DXへ繋げようという「考え方」や「意識」は、全業種の方が持つべきでしょう。

コロナ騒ぎは「終らない」ということが徐々に明らかになってきました。「アフターコロナ」ではなく、今後は「ウィズコロナ」なのです。そうであれば、早くから「工夫」を始め、少しずつでも積み重ねていった店舗が、長い時間の中では有利になっていくことは間違いありません。

大越章司

大越章司

大越章司おおこししょうじ

株式会社アプライド・マーケティング 代表取締役

外資系/国産、ハードウェア/ソフトウェアと、幅広い業種/技術分野で営業/マーケティングを経験。現在は独立してIT企業のマーケティングをお手伝いしています。 様々な業種/技術を経験しているため、IT技…

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