今月のテーマは『身だしなみ』第四回目です。
営業マンの<靴>についてアドバイス致します。
本題の前に前回のおさらいをいたします。
オフィスカジュアル&ビジネスカジュアルにおけるノーネクタイのスタイル。
共に、カジュアルと言っても仕事上のファッションだと言うことを忘れずに、
ワードローブの組み立てをお考え下さい。
では本題です。
「お洒落は足元から・・・」と言うように靴は『身だしなみ』の重要な要素です。
形は、<紐(ひも)靴>と紐なしの<スリッポン>と大別されます。
カラーは、男性用の場合は黒か茶が多く、女性用の場合は綺麗なカラーが沢山ありますね。
本日、お会いする方々のことを考えて着用の靴を選びましょう。
ご承知のとおりスーツは英国がルーツと言われておりますが、
英国では基本スーツには<紐靴>をコーディネートし、
またジャケット&パンツスタイルは<スリッポン>を合わせるシーンが多いと思います。
私自身、多くの営業マンを知っておりましたが、
職種により紐靴派とスリッポン派と分かれているのではと思いました。
あくまでも私の経験値からの参考意見を下記に記します。
<紐靴派>
お客様宅で長時間の商談を要する職業方が多いと思います。
お伺いの時に紐をほどき、商談後に再度紐を結びます。
この僅かな時間の余韻がお客様とのコミュニケーションに
味付けになるのではないでしょうか。
<スリッポン派>
お客様宅では短時間の商談が求められる職業の方が多いように思います。
それから、営業活動で大変な時は「雨天」です。
ビショビショに濡れると乾くまで大変な時間を要し、型崩れして本当に困りました。
そこで雨天は何を履いたら良いかですが、もちろん雨天用の物がベストとは思いますが、
私がお勧めするものは、バックスキンの靴に防水スプレーを掛けることです。
雨が当たってもパラパラと雨の雫が落ちて便利ですよ。
これは、ある有名な靴磨き職人さんに教えていただきました。
お客様から好印象をいただくには、<靴>が大切なカギを握っています。
お出かけ前に必ず靴磨きする習慣をつけ、それからカカトの片減りは『身だしなみ』のルール違反です。
靴底の淵の色落ちの手入れは<専用クリーム>がありますが、
特に女性のパンプスの靴底の淵は細く着色しづらいので油性マジックが便利だと思います。
そして、一日頑張った靴には必ず<シューキーパー>を入れて休ませて下さい。
これにより靴先が上がるのを防げて、綺麗なフォルムをキープ出来ます。
「お客様は無言で貴方様の足元を見ていることを忘れないでください。」
セールス職 精進されて下さい。
伊吹晶夫いぶきあきお
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百貨店「三越」伝説のトップセールス外商。 31歳の時に、社員1万3000人の中で初めて売り上げNo.1の座に就き、42歳以降は2位と圧倒的な差を付け、常にトップセールスを誇る。45歳には、最年少で紳…
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