2019年05月23日

「ウェブ担当になったが、わからないことが多すぎる・・・」が現場に多すぎる・・。(ウェブマーケティングに強い社員の育て方vol.1)

カメラマン向けのウェブブランディング講演中の様子



みなさま、初めまして。

主にウェブマーケティングのクライアントワークや講師業を生業としている株式会社イーグッドの榎本晋作と申します。

僭越ながら、本日より、講演依頼.com新聞にて、『ウェブマーケティングに強い社員の育て方』についてコラムを執筆させていただくことになりました。

以後、よろしくお願い致します。

さて、最初のテーマですが、今回は、第一弾ということで、

「本コラムを執筆の背景(なぜ書くか?)」

について紹介させていただきたいと思います。

*ちなみに、余談ですが、正確に言うと「ウェブマーケティングに強い社員の育て方」よりは「デジタルマーケティングに強い社員の育て方」の方が単語の意味としては適切なのですが、本コラムでは、読者の皆様にイメージしやすいウェブマーケティングという言葉を使わせていただきます。

 

マーケティング活動にウェブが欠かせなくなった。具体的なケースを紹介します。

ウェブマーケティングイメージ


今や、「企業のマーケティング活動にウェブは欠かせない!」ということはみなさんも実感しているところだと思います。

例えば、このようなケースだと想像しやすいのではないでしょうか。

・競合の化粧品メーカーがECサイトの売り上げ比率を上げるために力を入れ始めたので、うちも!
・旅行会社が代理店重視から、自社サイトでの集客を開始。
・雑誌編集社がオウンドメディア(ウェブマガジン)を始めた。

2010年代前半のスマートフォンの普及率の拡大から、消費者の消費活動の場もリアルからウェブに移行していきました。

今や「テレビは見ないけど、毎日Youtubeは見る!」という方も多いのではないでしょうか。

エンタメや情報だけでなく、実は消費の主戦場もリアルからネットに移行してきているのです。

 

担当者はウェブのプロではない!
具体的にはどのような人が現場で割り当てられているのか?

ウェブ担当者イメージ


このような時代背景から、ウェブの得意不得意に関わらず、企業のマーケティング活動の場はウェブにシフトしていき、そこにはウェブの担当者が割り当てられます。

ただ、現場で私が強く感じたのが、このウェブ担当者が、

「ウェブマーケティングについては、ほぼ未経験者(もしくはかじった程度)ばかり」

というケースです。

例えば、上記であげさせていただいた例に対し、どのようなスタッフが割り当てられているかを具体的に紹介させていただきます。

・化粧品メーカーがECサイトの売り上げ比率を上げるために力を入れ始めた。
→【ウェブ担当】もともと店舗営業だった27歳の5年目女性社員。

・旅行会社が代理店重視から、自社サイトでの集客を開始。
→【ウェブ担当】新卒3年目の営業出身の男性社員。

・雑誌編集社がオウンドメディア(ウェブマガジン)を始めた。
→【ウェブ担当】雑誌編集者として12年働いていた転職したての女性社員。

このような場合、

・本人が希望したケースやそうではないケース
・そもそも、まだウェブマーケティングの前に仕事力やマーケティング力さえもおぼつかないケース
・前までやっていた編集業務のようなものとウェブの常識が違いすぎて戸惑うケース

などなど、様々なケースはありますが、よっぽどの経験者でない限りは、苦戦を強いられるケースが多いのを感じました。

 

社内に相談できる人はいても、現場の課題を解決をできるはいない!

現場の課題で悪戦苦闘する社員イメージ

このようなケースの場合、さらに状況を悪化させてしまうのは社内のサポート体制。

主に起こる状況にこのようなものがあります。

・社内に相談できる相手がいない。
・相談できる相手はいるが、その人も未経験なので現場課題の解決にいたらない。
・上司からの売上目標と現実のギャップに八方塞がり。

この他にもあげればキリがないのですが、未経験のウェブ担当者の仕事場はトラブルだらけでした。

これでは、会社の誰も解決策を持っていないような過酷な状況に立ち向かう日々に体力だけではなく、気持ちも病んでしまう悪循環は止まりません。


最近、働き方改革で、吉高由里子さん主役のドラマ『私、定時で帰ります』のような定時上がりが話題になっていますが、あれは、舞台がウェブサイト制作会社(広告代理店)で、ウェブのプロだからこそできる話。

通常は、未経験者だからの現場は定時で帰るどころか、ノルマが終わり、タスクがなくなった姿を私は、見たことがありません。

 

ウェブ担当者の育成こそ、これからの企業活動に欠かせない要素!

ウェブマーケティングセミナーの様子

 

そんな状況を目の当たりにし、私は

「今の日本の会社を元気にするためには、ウェブ担当者の育成をせねば!」

と思い、毎週開催のセミナー業、そして企業研修事業を開始しました。

もともと、私立大学での講師業や企業でのプロジェクトファシリテーターや、セミナー講師などをさせていただいていた背景もあり、ここ数年は、ウェブマーケティング、またそれに付随するブランディングやプロジェクトマネージメントの講師業に力を入れさせていただいております。

 

手法は増えても考え方は同じ!正しい育成方法は変わらない知識の伝授から!

学習イメージ写真


進化の早いインターネット業界。

昨日まで、「Facebook広告、そしてSEOが肝だ!」と言われていたところに、数日後には「インスタグラムだ!」「AIだ!」「360度動画だ!」と、新しい手法が無限に増えていきます。

私の先輩が

「ネットの世界はリアルの6倍のスピードで進化をするので手法を追いかけていては間に合わないぞ!」

と教えてくれたのですが、業界に入ってみると、強く実感しております。

ただし、「マーケティングの基本である考え方(消費者の消費活動に適切な手法を打つ)」に違いは生まれないと私が思っております。

「手法の変化に対応できるウェブ担当者を育成するか?」

本コラムでは、これから、経営者、幹部の方向けにこのテーマで、コラムをお届けしたいと思います。

この度はご拝読いただきありがとうございました。

次回は、vol.2で『社内でベースとなるウェブマーケティングの共通メソッドを作る』をお届けします。

 

榎本晋作のプロフィールページはこちらになります。
→榎本晋作(株式会社イーグッド 代表取締役/ トリップスタイル株式会社 取締役/ 明星大学 経営学部 非常勤講師)