1975年生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。
駒澤大学経済学部専任講師・准教授、明治大学政治経済学部准教授を経て現職。
財務省財務総合政策研究所上席客員研究員、総務省自治体戦略2040構想研究会委員、内閣府規制改革推進会議委員などを歴任。
専門は経済政策・マクロ経済学、地域政策。近著は、『これからの地域再生』(編著、晶文社)、『日本史に学ぶマネーの論理』(PHP研究所)、『財政・金融政策の転換点-日本経済の再生プラン』(中公新書) など。
ご本人からのメッセージ
世界経済は大きな転換点をむかえつつあります。グローバル化の時代が反転する中で、国内の経済活動に注目があつまっています。この転機の中で地域経済に求められるものは何か。AI(人工知能)とロボティクスの発展は企業の活動に何をもたらすのか。今だからこそ学びなおし、考え抜く必要があるでしょう。
経歴
- 1975年
- 東京生まれ
- 1994年
- 海城高校卒業
- 1998年
- 東京大学経済学部卒業
- 2000年
- 東京大学大学院経済学研究科修士課程修了
- 2003年
- 東京大学大学院経済学研究科博士課程中退
駒澤大学経済学部専任講師就任 - 2007年
- 駒澤大学経済学部准教授
- 2013年
- 4月~明治大学政治経済学部准教授
- 2022年
- 4月~明治大学政治経済学部教授
主な講演テーマ
転換点の日本経済--地域・企業に求められるものは何か?
転換点の日本経済--地域・企業に求められるものは何か?
人口減少は危機であると同時に、対応可能な課題でもあります。地域資金循環に注目することで、今求められている地域経済の転換を考えます。強い日本経済を作る、地域経済をよみがえらせるのは企業の活動です。激変する技術の中で「価値」を再考することに、ビジネスの、地域の、そして日本の未来があるのです。
人口減少下の日本経済--地域から始まる経済成長
人口減少下の日本経済--地域から始まる経済成長
人口減少の経済・社会へのインパクトは強調されすぎているきらいがあります。人口よりも重要なことは地域が、日本が稼げる場所になることでしょう。資金循環から地域に求められる価値創造は何かを考えるとともに、価値創造の場としての地域・行政・コミュニティに求められることは何かをみつけましょう。
経済学思考の技術~ビジネスツールとして経済学を使おう
経済学思考の技術~ビジネスツールとして経済学を使おう
経済学の基礎理論はアカデミックな意義を超えて、さまざまなビジネスにとって直接的に役立つ知見を多く有しています。経済理論の基礎であるインセンティブ・主観的価値からこれからの利益とは何かを考え、データ分析の基礎を通じて情報収集・整理のコツを学びましょう。
主な実績
講演実績
日本経済研究センター/読売新聞/JT Rethinkフォーラム/日本民間放送連盟さつき会/全日本不動産協会/日本賃金研究センター春季労使交渉セミナー/経営セミナー全国経営者大会/静岡県町村会/社会保険中部特別研究会/奈良県町村会/東京建設業協会/東京都中小企業団体中央会/沖縄県経営者協会/東海税理士会/福岡中央賃貸住宅経営者協会/静岡県宅地建物取引業協会/FPフェアin名古屋 ほか、法人会・商工会議所・商工会・金融機関・労働組合での講演多数
テレビ
TBS | Nスタ/ |
---|---|
テレビ朝日 | モーニングバード/ 朝まで生テレビ!/ 林修の今でしょ!講座/ |
NHK | 日曜討論/ 週刊ニュース深読み/ |
フジテレビ | 新報道2001/ |
BSフジ | LIVE プライムニュース/ |
NHK衛星第1テレビ | 新BSディベート/ |
関西テレビ | FNNスーパーニュースアンカー/ / |
BSjapanext | 西川貴教のバーチャル知事/ |
静岡朝日テレビ | とびっきり!しずおか/ |
テレビ東京 | WBS(ワールドビジネスサテライト)/ |
BSテレ東 | BSニュース 日経プラス10/ |
その他メディア
【ニコニコ生放送】
飯田泰之×常見陽平/饒舌大陸/飯田泰之ちゃんねる
【Youtube】
ニッポン・ジャーナル/とっとり研究所
受賞歴
2004年 | 日経・経済図書文化賞 | 岩田規久男編『昭和恐慌の研究』(分担執筆) |
---|
連載・執筆
週刊SPA! 「週刊チキーーダ!」 / 週刊SPA! 「ニッポン新潮流」 /
その他
<編著>
『もうダマされないための「科学」講義』(光文社新書)/『これからの地域再生』(晶文社)/『デフレと戦う―金融政策の有効性・レジーム転換の実証分析』(安達誠司共編)/『高圧経済とは何か』(金融財政事情研究会)(原田泰共編)
<共著・分担執筆>
岩田規久男編『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社)/岩田規久男 共著『ゼミナール経済政策入門』(日本経済新聞社)/芹沢一也・荻上チキ編『日本を変える「知」』(光文社新書)/芹沢一也・荻上チキ編『経済成長って何で必要なんだろう?』(光文社新書)/雨宮処凛 共著『脱貧困の経済学-日本はまだ変えられる』(自由国民社)/勝間和代・宮崎哲弥 共著『日本経済復活 一番かんたんな方法』(光文社新書)/鈴木謙介・荻上チキ 共著『ダメ情報の見分けかた-メディアと幸福につきあうために』(NHK出版生活人新書)/坂口孝則 共著『経済とお金儲けの真実』(徳間書店)/浅川芳裕 共著『農業で稼ぐ経済学』(PHP研究所)/浅子和美・飯塚信夫・宮川努編『世界同時不況と景気循環分析』(東京大学出版会)/荻上チキ共著『夜の経済学』(扶桑社)/春日太一共著『エドノミクス〜歴史と時代劇で今を知る』(扶桑社)/木下斉 川崎一泰 入山章栄 林直樹 熊谷俊人 共著『地域再生の失敗学』 (光文社新書)/中里透 共著『コンパクトマクロ経済学(第三版)』(新世社)
本
- 『財政・金融政策の転換点-日本経済の再生プラ...』(中央公論新社)
- 『日本史に学ぶマネーの論理』(PHP研究所)
- 『マクロ経済学の核心 (光文社新書)』(光文社)
- 『経済学講義 (ちくま新書1276)』(筑摩書房)
- 『NHKラジオビジネス塾 日本がわかる経済学』(NHK出版)
- 『NHKラジオビジネス塾 思考をみがく経済学』(NHK出版)
- 『経済学思考の技術 ― 論理・経済理論・データ...』(ダイヤモンド社)
- 『図解 ゼロからわかる経済政策 「今の日本」「...』(KADOKAWA/角川書店)
- 『世界一わかりやすい 経済の教室 (中経の文庫 ...』(中経出版)
- 『思考の「型」を身につけよう 人生の最適解を...』(朝日新聞出版)
- 『飯田のミクロ 新しい経済学の教科書1 (光文社...』(光文社)
- 『ゼロから学ぶ経済政策 日本を幸福にする経済...』(角川書店(角川グループパブリッシング))
- 『世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解...』(エンターブレイン)
- 『考える技術としての統計学 生活・ビジネス・...』(NHK出版)
- 『歴史が教えるマネーの理論』(ダイヤモンド社)
- 『ダメな議論: 論理思考で見抜く (ちくま新書 628)』(筑摩書房)
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
お問い合わせください。 -
学校、非営利団体についてはご相談可能です。
お客様の声
幸福のための経済学—日本経済の現在とこれから
![]() |
構成に流れがあり分かりやすかったです。飯田教授のお人柄もあり、楽しく聴講する事が出来ました。将来有望な若手社員を多く参加させましたが、将来に向けての経済の基礎知識を把握できたのではないかと思います。 | 95点 |
---|