2012年10月01日

人間関係に悩んだら、自らの気持ちを切り替える

 これまで講演やこのコラムでも触れたことがある持論のひとつに「出る杭は打たれるが出切ってしまった杭なら打たれようがない」というものがあるのですが、最近この持論を自らに用いて気持ちをリセットしたという、ちょっとした出来事がありました。自画自賛のようで申し訳ありませんが、この出来事によって「持論はやっぱり使えるじゃないか!スッキリした!!」というように自身が再認識できたというオチつきで、むしろ感謝している次第です。

 活動上、多少は人前に出る機会があるので、その際に不手際があればご指摘はあって当然ですし、それを貴重なご意見として受け止め、改善すべく前向きに行動することを常々心掛けていますが、今回に関しては家族ぐるみでそこそこお付き合いのある方が、私を含めることで悪意を感じる内容のお話をされていたようで、共通の知り合いを通じてそれを耳にしてしまった訳です。今思えばよくある構図です。

人をおとしめる発言や行動、あるいは自分を正当化する主張を一方的に発信することによって自分のポジションを保とうとされていたようですが、他人のことなら「そんなの相手にしなくてもいいよ」と冷静に思えるのに、「うわぁ、何だこの感情!カチンときた!」と久しぶりに思わず鼻息が荒くなってしまった訳です。私もまだまだ子供ですね。

そしてかかったストレスを自ら断とうとしたときに、講演でいつもお話しする「人間関係のストレス対処法」を思い出してみたんです。そしたら胸のつかえがスッキリしました。この方法は自分の思考を切り替えるだけなので、人に迷惑をかけません。物事のとらえ方を自ら変えるだけなのです。

それはどういうことかと言うと...今回はこう思うことにしました。
「相当私達を意識して下さっているようで光栄。今後は、その比較の対象にならないぐらいの立ち位置に飛躍できるよう精進しよう。これは頑張れるチャンスだ!そして○○さん。人の噂をすればするほど、ご自身の品格が問われていることをお忘れなく!」と。

 言い換えれば、スーパーポジティブ思考なのですが、もし私のことを悪く言う方がいらっしゃるとしたら、視点を変えれば私のことを気にされていたり、意識されているからとも捉えられます。全く気にならない方の話なんてしませんよね。そして、それが理不尽だったり、事実と違うようなことで仰っているのであれば、そのことを自分が気にしてやりたいことが出来なかったり、気を揉んで体調を崩したりするのは、違うなと思うのです。

「私はオリンピックでメダルを取る」と小さいころからひたすら夢を追いかけた人生でしたが、もちろんその中でも否定的なことを言う方もいらっしゃるんです。そのたびにそれに引っ張られて、自分のすべきことを見失っては、オリンピックでメダルを取ることなんて決してできなかったと思います。そんな人生の過程でいろいろな人に助けられながら、身につけた思考です。

それこそ「目には目を...」とムキになると、相手と同じ人格レベルに見られてしまいます。ここは切り替えて、その方に今度会う時には笑顔で大人の対応をさせて頂こうと思っています。爽やかに一枚上手を取ってみたいと思います。

周りはよく見ているものです。どちらの人間性が素敵か、どちらが信頼できる人なのかを。

今回はこんな日常の些細な出来事を取り上げてしまいましたが、どの世界でも似たような悩みは尽きませんよね。会社の人間関係、あるいは学生の方ならクラスメイトや部活での人間関係、役職や年齢問わず人間関係の問題は初期の対応が重要だと思います。

ストレスを抱えて悩んでいる時間はもったいないはずです。気持ちを切り替える思考法を独自で持っておくのも手ですし、私のように「他を圧倒するぐらいの個性や能力を身に付けられるチャンス」と捉えてそれをモノにするべく自己を磨いていければ、そんなことで気を揉んでいた自分を笑い飛ばせるようになるのではないでしょうか。これからも私はこのような問題に直面したとき、断然この方法で乗り切っていくつもりです。