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2019年08月23日

時間の流れに身を任せること

「忙しい」の定義は人それぞれであることは誰しも感じていること。そして、働く世代はプライベートも仕事も家族との時間に追われている人がほとんどで、「働く」ことが、生活のほとんどになっている人も、いるだろう。そんな毎日に追われて、疲弊しがち。でもみんながみんな疲弊していたら、社会は、人生は、楽しいだろうか。もちろんやる気のなくなる時だってある。すべてが嫌になってしまうこともある。それが毎日だ。じゃあどうしたら、こんな毎日が彩りを持つことができるのだろう。

こんなことをどこかで聞いたことがある。動物は生きるために生きる。
本当にシンプル。自然と共に生きる。私は、これを聞いて生きていることが素晴らしいんだ。大げさでなくそう思えたのだ。
私たち人間も動物であるが、人間は考える力があり、欲求があり、感情がある。もちろん、秩序や理性、社会性なんて言葉が思い浮かぶ。それが人間なのだが、シンプルな生きることにどれだけコミットしているのかと言ったら、忙しい、とか生活するとかが大変でとなるかもしれない。
自分でコントロールできることがあること自体、幸せなのではないか。
「思い通りにならない」こんなことは当たり前で、自分の描いたものが実行できたら本当に素晴らしい。そして、それができる人をリスペクトする気持ちにもつながる。
これからはたくさんのものが溢れて自身のスタイル、パーソナリティ、個性が大事になると思う。まずは自分の生きることを楽しむことが、自身の満足につながる。その先に、人と人とのつながり、相手をたたえる気持ちが生まれる。まずは自分のペースを見つけていくことも大事なことなのかもしれない。

悩んでる方がいたら・・・悩める今を楽しんでもらいたい!
時には時間に身を委ねてその時を楽しむことも大切だ。

伊藤華英

伊藤華英

伊藤華英いとうはなえ

競泳オリンピアン(北京/ロンドン五輪 水泳女子日本代表)

べビースイミングから、水泳を始め、15歳で日本選手権に初出場。女子背泳ぎ選手として注目される。2008年日本選手権女子100m背泳ぎで日本記録を樹立。初めてオリンピック代表選手となる。その後、怪我によ…

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