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2022年05月16日

つながる力

第2回「つながる力」

私がいま伝えたいこと。1回目のテーマは「自律する力」でしたが、2回目は「つながる力」です。
インターネットのおかげで、すでに個人でもブログやサイトを立ち上げ多くの人とつながることができていましたが、最近はよりそれが進化し、TwitterやInstagram、YouTubeなどの多くのツールにより、特に専門知識がない人でもインターネットの向こう側にいる不特定多数の人とつながることがより簡単にできるようになりました。しかしその恩恵を100%使いこなせている人はそう多くはないようです(自分も含め)。

TwitterやInstagramなどのSNSを使いこなせるか

ネット上にはいまやたくさんのSNSツールがあふれています。皆さんは、これまでにこうしたツールのどれかを使って自分の趣味や仕事の繋がりを作ったり、ファンを増やしたりしたことがありますか。まだでしたらぜひ一度トライしてみてください。なぜかというと、今後、どんな企業においても、こうした手法で人と繋がるマーケティングが求められてくるからです。

昔のようなカネにものを言わすマスマーケティングの手法は最近影をひそめ、有名人でさえ個人的にYouTubeチャンネルなどを作って発信するようになってきました。またお世話になっているマネジメント会社のある方は、Twitterでマーケティング手法のノウハウなどを発信し、それがフォロワーを集め、そこからビジネスのつながりが生まれるようにもなっているそうです。

このように、多額の宣伝費もかけず、不特定多数の人に情報を発信することでファンをつくり、コミュニティをつくり、そこにビジネスを仕掛けていくという手法はまさにいまの時流に合ったやり方。そのプロセスを経験している人は、企業にとってもとても欲しい人材と言えるでしょう。
これはITスキルだけではだめで、相手にとって有用なコンテンツを作り、発信し、やりとりをしながらフォロアーとの関係を作っていくといういわばSNSスキルも必要です。令和の時代には、このIT&SNSスキルが必須科目となるように個人的には思っています。

顔を合わせずに人と繋がる

昭和の時代は、人と繋がるには、誰かの紹介か、自分から手紙や電話で売り込んでいくしは術がありませんでしたので、会ったときの印象や話し方、振る舞い方などがとても重要でした。セミナー会場などで自分から初対面の人に迫っていくには勇気が必要でしたし、短時間に自分を売り込むというエレベータートークも必要でした。しかし最近、こうしたノウハウはまったく必要なくなりました。そもそも会わないのですから(笑)。

それに代わって必要なのが「会っていない相手といかに繋がるか」というスキルです。それには、自分を人と差別化し、人が欲しているコンテンツを作り、それを継続的に発信し続け、反応があったフォロアーとの関係を構築するという新たなスキルが求められます。
人づきあいが苦手な人でも、こうした作業ならできるかもしれませんね。

つながる力を身につけよう

まだトライしていないそこのあなた。ぜひご自身で一度、YouTubeチャンネルをつくる、インスタグラムを始める、Twitterをやってみるなどして、ネット上での自分のコミュニティづくりをやってみてください。テーマは趣味でも何でも結構。そのプロセスの中で、見えない人とつながるには何が必要なのかを感じ取れるはずです。それこそが令和の時代を生き抜くエッセンスとなるはずです。

【まとめ】

・SNSツールを駆使した見えない人と「つながる力」は、令和時代の必須スキルである
・企業においてこの「つながる力」を持っている人は、必ず欲しい人材である
・ぜひ一度、自分でSNSツールを使って実践してみよう

川村透

川村透

川村透かわむらとおる

川村透事務所 代表

「ものの見方を変える」という視点の転換を切り口に、モチベーションアップ、チームビルディング、リーダーシップ、コミュニケーション、問題解決など様々なテーマで講演、研修を行う。自身の体験と多くの研修・講演…

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