2018年08月06日

ともかくドアを 開けましょう!

みなさま、ごきげんいかがですか。心臓止めて 頭を開けた 元歌手の社会保険労務士、黒田英雄です。

全6回に渡って「じぶん年金」(確定拠出年金)について解説してきました。今回はいよいよ最終回です。

前回は、じぶん年金にひそむデメリットについて解説しました。60歳まで引き出せない・お金が減ることもある・手数料がかかるといったデメリットをさらけ出し、それでも愛してくれるかい…?とみなさまに問うてみました。

ここまでシャッターを閉めずに来てくださったみなさま、ありがとうございます。

じぶん年金をはじめるには?

今回は、どうすればじぶん年金をはじめられるかについて解説します。じぶん年金には、大きく分けて2つの入り口ドアがあります。

勤務先を通じて加入する「企業型」

一般の会社にお勤めの方は、勤務先がじぶん年金(企業型確定拠出年金)の制度を導入している場合があります。

これが、ひとつめのドアです。

2018年5月末の段階で30,000社を超えていますので、すでに入ってるよという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、逆に言うと全国で30,000社ですから、まだまだこれから普及していく段階であるとも言えます。

では、うちの会社はまだ導入していないよ…という方はどうすればいいのでしょうか。

「導入してくれ!」

と、言ってみましょう。

じぶん年金の導入は、勤務先にとってもメリットがたくさんあります。もしこれを読まれているあなたが経営者の方であれば、セミナーでじっくりお伝えいたします。(←ちゃっかり宣伝)

じぶん年金は退職金制度としても認められていますので、これからさらに企業型が普及していくと考えられています。

個人が金融機関を通じて加入する「個人型」

勤務先に企業型の導入を断られてしまった…という方は、個人で加入することももちろんできます。その場合は、銀行や信用金庫、保険会社や証券会社などを通じてじぶん年金に加入します。

これが、もうひとつのドアです。

じぶん年金の窓口になる金融機関のことを「運営管理機関」といいます。

ガラガラ…いや、ここまで来た方はもうだいじょうぶですね。どうしてこうもムズカシイ名前をつけたがるんでしょうねぇ、まったく。

2018年5月末現在、運営管理機関は216社あります。それぞれ手数料などに違いがあり、一度加入してから変更するのはかなり面倒なので、加入時に慎重に選ぶ必要があります。

と、いろんなサイトには書かれているのですが…

はっきり言って、ぜんぶの運営管理機関を比較するのはとても大変です。

ここは、キッパリ提案いたします。

今すでにお付き合いのある金融機関ではじめましょう!

選ぶのに時間をかけているくらいなら、1ヶ月でも早くはじめたほうが、そのぶん節税効果が得られます。お付き合いのあるところなら話も聞きやすいでしょうから、まずは相談してみることをおすすめいたします。

ちなみに、企業型であれば手数料は勤務先が負担しますが、個人型の場合は加入者の負担になってしまいます。

だ・か・ら…

「導入してくれ!」

言うだけ言ってみましょう。

次回は!新連載がスタート

これまで、全6回に渡ってじぶん年金について解説してきました。お付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました。

次回からは「労働問題」をテーマに連載いたします。

働き方改革関連法案が成立し、労働者の働く意識も大きく変わっていくと考えられます。

それに伴って起こりうる「労働問題」にまつわるさまざまなテーマを、これまでどおり堅くなりすぎない文章でお伝えできればと思っております。

どうぞお楽しみに!