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コラム 教育

2016年09月23日

自己肯定感さえ育てれば自分でやる気スイッチを押せる人になる

 親や先生がひたすら大事にするべきなのは、子どもの自己肯定感を育てながら長い目で待つということです。子どもの人生は長いので、今あまりぱっとしていなくても、この先いくらでも本人のやる気のスイッチが入る機会がやってきます。そのとき、自己肯定感がある人なら、「やってみたい。ぼくならできるはずだ。やるぞ」となって、実際にスイッチが入ります。

 きっかけはいろいろありますが、例えば何か失敗して「このままでは将来もっと困る。がんばらなくては」と決意したり、あるいは「これをやりたい」という夢を抱いて奮い立ったりするときです。または、好きな人ができて「いいところを見せたい」と思ったり、ライバルが出現して「私も負けてられない」と思ったりするかもしれません。あるいは、すてきな先輩に刺激を受けるかも知れません。あるいは、先生に褒められて「ようし、がんばるぞ」と思ったり、伝記を読んで「すごいなあ。ぼくもやるぞ」と思ったりするかもしれません。

 このように、やる気のスイッチが入りそうな機会はいろいろとあるのですが、きっかけがあったとき実際にスイッチが入る人と入らない人がいるのです。それは自己肯定感がない人です。つまり、「やってみたい。でも、ダメだろうな、ぼくなんか」となってしまって、結局スイッチが入らないのです。

 ですから、目の前の子どもができないことや苦手なことをいつまでもつついているのではなく、そういう事には目をつむって、ほめられる部分を見つけてほめることを増やすことが大事です。そうすれば自己肯定感が持てるようになり、いずれは自分でスイッチを押せるようになります。

親野智可等

親野智可等

親野智可等おやのちから

教育評論家

1958年生まれ。公立小学校で23年間教鞭を取り、1~6年すべての担任を経験。経験をいかして発行しているメルマガ「親力で決まる子供の将来」は読者4万5千人を超え、教育系メールマガジンとして最大規模を誇…

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