2018年05月25日

叱る親は子どもに甘えている。叱るのではなく合理的な工夫を!

仕事やビジネスではいろいろな問題に対して合理的な工夫をして取り組んでいるのに、子育てにおいては何の工夫もしないという人がたくさんいます。そういう親たちは、工夫のないまま、叱ることばかりに終始してます。子育てにおいては、「叱らないで合理的な工夫で解決する」という発想すら持っていない人が多いように思えます。

それは、なぜかというと、はっきり言えば、親の側に甘えがあるからです。親子という関係に、親が甘えているのです。

赤の他人、会社の同僚、よその家の子ども、これらに対してはとても言えないようなことも、自分の子どもには平気で言ったりやったりしてしまうことがあります。それは、親の甘え以外の何物でもないのです。

でも、親子といえども、人間関係の一つであることにかわりはありません。人間関係というものは、お互いが相手の気持ちを思いやることでいい関係になっていくのです。

親子であることに甘えて叱ってばかりいては、いい関係などつくれるはずがありません。それでは、いつの日か、「親子は他人の始まり」ということわざの意味をしみじみ味わうことになってしまいます。そうなったときでは遅いのです。そうならないために、子どもの指導でうまくいかないとき、叱って済ませるのではなく、具体的かつ合理的な工夫をするようにしましょう。

例えば、子どもが食後に歯を磨くのを忘れるなら、お箸と一緒に歯ブラシも出しておきましょう。そうすれば、磨く確率は高まります。子どもの忘れ物が多いなら、付箋紙、メモ帳、ホワイトボードなどを活用しましょう。また、親が予定帳を見ながら最終確認をしてあげれば、非常に効果があります。朝やるべきことがテキパキできないなら、お支度ボードをつくりましょう。磁石のプレートにやるべきことを書いて、ホワイトボードにはっておくのです。そして、やったものは裏返すようにします。あるいは、やったものは反対側に移動するなどでもいいでしょう。

とにかく、わが子に合わせた問題解決のための合理的な工夫が大切です。それがないと、毎日同じことでガミガミ叱り続けることになります。