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コラム 教育

2017年12月25日

テレビ視聴が長すぎると弊害がある。テレビの時間を減らすには?

ゲームやスマホと並んで、子どもたちが多くの時間を費やしているのがテレビです。テレビを見る時間が長すぎると、ほかの大事なことをする時間が減ってしまいます。たとえば、勉強、読書、運動、友達との外遊び、創造的な遊び、睡眠、家族との会話、などです。それが、学力低下、言語能力や思考力の低下、運動能力と体力の低下、友達力の低下、創造力の低下、睡眠不足と不健康、家族とのコミュニケーション不足、などなどにつながります。

テレビの見過ぎを減らすために1つお薦めしたいのが、見た番組を記録するという方法です。子どもは、自分が毎週どれだけテレビを見ているかをほとんど自覚していません。これを自覚させるだけでも、子どものテレビに対する意識はグンと高まります。記録することで自分の実態が客観的に明らかになり、「これではいけない」と強く意識するようになるのです。記録の方法で一番簡単なのは、新聞にある一週間分のテレビ番組表を取っておいて、それに記録していくというやり方です。毎夜、その日に見た番組やつけておいた番組をマーカーなどで囲みます。

もう1つは、見た番組のタイトルと時間をノートに毎日書いていくというやり方です。まずは日記のように日付を書いて、あとは見た順番に記録していくだけです。私は、以前、ある学校で、子どもたちに一週間のテレビの記録を取らせて、それをもとにテレビについて考えさせる授業を見たことがあります。子どもたちは、「自分がこんなにテレビを見ていることに驚きました」とか「テレビの前にいる時間が長すぎてもったいない」などと発表して、授業はとても盛り上がっていました。

 私は、「この子どもたちがテレビを見る時間は、これから減ることはあっても増えることは決してないだろう」と思ったものです。

親野智可等

親野智可等

親野智可等おやのちから

教育評論家

1958年生まれ。公立小学校で23年間教鞭を取り、1~6年すべての担任を経験。経験をいかして発行しているメルマガ「親力で決まる子供の将来」は読者4万5千人を超え、教育系メールマガジンとして最大規模を誇…

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