2012年05月01日

ニッチな講師

講師育成をやっている中で、「いいなぁ」と、
思う講師と、世間が興味を持つ講師は違うこともある。
「ニッチ」だけど、コツコツ活動してきた結果、今年に入って、
テレビや女性誌の取材が増えている講師の一人、ラフターヨガ講師の杉本明穂さん。

彼は、「講師になりたい」と、ココロの仕組みを勉強したり、D.カーネギーを
勉強したりしていた。ところが、いまひとつ気弱で自分をどうして良いか迷ってもいた。
「自分のモチベーションが上がってないのに、『モチベーションアップ』なんて人に言えないですよ」
と、素直にクヨクヨしていた。

そんな彼が3年前に出会ったのがラフターヨガ。

 インドのお医者さんが考えたこの「ラフターヨガ」。
言葉で「笑わせる」のではなく、「笑い」を完全なエクスサイズにしている。
もともと、「笑い」が健康に良いということから、みんなで笑わせ合っているうちに、
人をいじって嫌な思いにさせることもあったそう。
そこで、「ごちゃごちゃ考えずに、ただ笑うだけにしょう!」
ということで、ヨガの呼吸法を取り入れた「笑いのエクスサイズ」に発展していった。

 1995年から始まった活動は、今や世界70ヶ国を超える国々に輪を広げている。
数年前から日本国内でも、ラフターヨガのリーダーの資格を取る人が出初めてきた。
そして、自分の職場や仲間に広げる人も現れた。

日本経済新聞の小さな紹介記事を目にした瞬間「これだ!」
と、杉本さんは、日本でリーダーの資格を取っただけでなく、インドまで行って
創始者から直接学んび、日本でリーダーを育てる資格を手に入れた。

2年前から、毎週木曜日と決めて、
我が社のセミナールームで「朝活」としてラフターヨガをやりだした。

 正直、最初はまったく興味がなかった。ところが、世の中は違った。
「おもしろい!」と、雑誌が取材にきたり、テレビが取材にくるようになった。
最初は、ワイドショーや朝活のスポットだったのが、先日は、
テレビ東京が選ぶ「健康セミナーの第1位」としてゴールデンタイムの番組で紹介された。

 杉本さんが講師として呼ばれてやることは、
ラフターヨガとココロを元気にするセミナー。
実は、何一つ難しい理論や講義は入っていない。
内省とか、学びよりも自分自身で体を動かし、体感して気づいてもらう。
ところが、意外とこれが受けている。

簡単に言うと、
「ごちゃごちゃ考えずに、とにかく笑っていたら・・心が元気になって前向きなことが起こる」
みたいな実技付きの講演。ところが、世の中、「思いっきり、笑ってスッキリしたらいいんだ!」
と言う人が、相当数を占めることも分かってきた。

 たぶん、彼は、かなりニッチな講師だと思う。
ひょっとしたら、彼の時代が来ているかも...。
もうしばらく、見守りながら応援したい。(笑)