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2007年11月01日

ステキなおとなにチャレンジ

先日、日経新聞を読んでいるとおもしろい記事があった。20代の70パーセントが、「退勤後は、できるだけ早く自宅に帰りたい」と、思っているらしい。別に結婚しているわけでもなく、妻子が待っているわけでもないのにこの答え。「えーっ」と、思われた人も多いと思う。わたしも、そのうちの一人。

でも、記事を読んでいるうちに結構、考えさせられることがいっぱいあった。「まっすぐ帰って、どこに行くのか」が気になるところ。多かったのは、「フィットネスクラブやジム」。そして、「専門学校や資格習得のための勉強」。ちなみに、早く寝て、朝からフィットネスクラブやジムに行く人も結構いた。それどころか、「朝から学び」派の数字も高かった。

ということは、めちゃめちゃ健康的。わたしたちが見習うべきこと、いっぱいあるのでは。それよりも、彼らが、そのまま次世代を担うとすれば、すごく健康的でまじめな「おとな」が増えるということ。

きっと、彼らは、「メタボリック」などと騒ぎつつ、お酒も止められない、早起きもできない、勉強もせずに、「今の若い者は」なんて言っているおとなに対して、「あーはなりたくない」と冷ややかな目で見ているはず。そして、それも「当然だよなあ」と、感じさせられた。

このまま、「あーは、なりたくない」と、思われている場合じゃない。嘘でも、「やっぱり、あんな人にもなりたいなあ」と思われるおとなになりたいし、そんなおとなをいっぱい作りたい。と、いうことで、最近のマイブームは、「ステキなおとなにチャレンジする」ということ。

まずは、「おとなのコミュニケーション」だよなあ…なんて、考えていて気づいた。20代、30代は、尖がっていても、カッコいい。それどころか、かえって、誰にでも愛想のいい人間って、信じてもらえなかったりする。でも、40代からは、やっぱり、聞き上手が大切。丸くなって、どんな人の話でも、受け止めるキャパシティが必要だよなあ。

そして、やっぱり、若い子でも楽しめるネタをいっぱい持っていること。若い子からネタを仕入れられること。こうして、考えていると、まだまだ学べることいっぱいありそう。

目指せ、黒木瞳さん。めざせ、森光子さん。そんなこと言っていると、「大谷さん、やっぱり、綾戸智絵さんに似てる…」と、言われた。最近、ほんまに、よく言われます。(笑)

大谷由里子

大谷由里子

大谷由里子おおたにゆりこ

(有)志縁塾 代表取締役

故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…

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