ワークライフバランス必要性や取得率0.02%だった1993年に夫が育児休業を4か月取得(「育児も男のカイショ―」出版)した経験をもとに男性の育児休業普及などの講師活動を行って来ました。娘、息子夫婦ともに夫が育児休業を取得しましたが、次世代の子育て観などを知り、一定の役割を果たし終えたと思っていたところ、地方創生・地域創生を成功させる鍵の一つにジェンダーギャップ解消が欠かせないことに気づきました。
また、女性の管理職が依然として少ないのも、登用する上司世代のさらなる理解が必要です。
バブル世代やシニア層の古い価値観を変えるには、その時代を生きてきたからこそアップデートを促せるのではないかと考えました。令和の価値観を現役世代が教えても届きにくいので「シニアのアップデートはシニアにお任せ」いただけたらと考えます。
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業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。
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経歴
- 1979年
- 株式会社東京ソワール「経営企画室」
- 1983年
- 虎ノ門病院職員労働組合
- 1989年
- 日本医療労働組合連合会
- 1993年
- 長男出産(夫が4カ月育児休業取得)
- 1999年
- 武部社会保険労務士事務所開業
- 2006年
- ワーク・ライフ・バランスコンサルティングに改称
主な講演テーマ
ワークライフバランスを学ぶ
ワークライフバランスを学ぶ
- ジャンル
- :ワークライフバランス
豊かな人生を送りたいと願う老若男女を対象に、ワークライフバランスのとれた生活、人生とはどのような生き方かを理解し、実践への意欲を高めます。ワークライフバランスという概念の正確な理解をはじめに、知っておくべき制度(法律)や行政の応援といった現状を伝えます。参加者自身はもとより、家族や職場といった周りの人々の意識を変えるにはどうしたらいいかを具体的に示します。
婚活に欠かせないライフプランニングの極意
婚活に欠かせないライフプランニングの極意
東京の未婚女性の39.2%が年収600万円以上の男性を結婚相手に望む一方で、25歳から34歳の未婚男性で年収600万円以上の人は3.5%しかいません。婚活を有意義なものにするには、ワークライフバランス(仕事と家庭の調和)についての自分なりの価値観に基づくライフプランをしっかりと持っている必要があるのではないでしょうか。つまり相手との相性を知るための物指しを持つことによってパートナー選びに自信が持てます。
人生後半のワークライフバランスを考える
人生後半のワークライフバランスを考える
子どもが中学生以上や40歳以上の夫婦を対象に、難しい思春期の子育てを協力しながら乗り切り、やがて来る夫婦二人きりの生活に備えます。解決策の第一は、仕事第一の夫の意識と働き方を変えることです。ワークライフバランスの必要性を部下である最近の若い男女の考え方を知るためという切り口で理解を促します。そこから、わが子の幸せな結婚のモデルになれる夫婦を目指します。
脱・不機嫌な姑 ~家族・仕事観の変化を学ぶ~
脱・不機嫌な姑 ~家族・仕事観の変化を学ぶ~
Ⅰはじめに
姑とは、夫はイクメンになって欲しかった、でも息子はマザコンでいて欲しいというやっかいな存在?TBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」は放映開始の1990年10月に嫁であった五月(泉ピン子)がここ数年のスペシャルドラマでは不機嫌な姑になっています。2017年のSPドラマでは家出した嫁が夫(えなりかずき)に「手伝ってくれなくても育児のタイヘンささえ判ってもらえればそれでいい」と言う台詞がありました。しかし、現実の嫁はこのような「可愛い」段階ではもはやありません。90代のプロデューサーと脚本家の作品は現実よりもひと世代遅れていますが、姑世代の本音なのが、高視聴率をキープしています。
「姑」は幸せな立場という前提を忘れずに … 生涯未婚率の増加(男性:23.4%、女性:14.1%)、
不妊カップルは六組に一組、卵子の老化、精子の減少・不活動・奇形
LGBTの割合(13人に1人)など社会・家族観は多様化
Ⅱ母・父・息子・娘の関係性による思いの違い
(1)父から息子 自分の二の舞は避けたい…団塊世代以前は企業戦士として、高学歴をつけてやりたい、今は、会社・組織の無常さ、子育て出来なかった社畜の後悔、先行き不安
(2)父から娘 未婚・既婚関わらず将来への心配、学歴や手に職をつけて男に頼らずとも生きていけるように
(3)母から娘 自分の二の舞は避けたい…学びを活かした経済的自立、夫の転勤で仕事を辞めざるを得ないことの無念 働き続けることを応援→頑張りすぎて娘家族が崩壊、実親子ゆえの難しさ
(4)母から息子 おむつを替えさせるために育てたわけではない、「虫が付くのは嫌」とあらゆる高望み
以上は実の親子間の感情ですが、義理の関係だと変化する本音とは…
Ⅲ 姑の本音
・「なんちゃってイクメン」は微笑ましいけれど、どこまで平等に?
例えば、2018年11月5日NHKの朝の情報番組「あさイチ」の特集「謝罪の極意」で、義母に謝る理由が夫に育児を手伝って貰っていた時に姑が嫌な顔をしていたことを謝罪の理由にしていたのは、いかがなものでしょうか。
・ワンオペ育児は当たり前だった、子育てはしやすくなっているのに
ベビーカー、紙おむつ、販売されている離乳食のバリエーション、中食無しで子育てした姑世代
(ベビーカー視線が厳しいのは、列車内でのベビーカー解禁は1999年、バスはそのずっとあと)
乾燥機、食器洗い洗浄機、お掃除ロボットにネット注文・宅配の充実
子育ての進歩、違い(ベビーオイル使用、キスもダメといいながら話しかけや遊び方知らない)
・姑のジレンマ … 高齢化により、嫁と姑の立場を同時進行しているとさらに不公平感が。
Ⅳ 時代の変化と反省(ワークライフバランス・女性活躍・働き方改革とは)
職場ではバブル世代が過去の働き方を美化し、保活に追われ、姑・舅世代からは「イクメン」なんて!や「ワンオペ育児」当たり前!と疲弊する子ども夫婦
・賢い妻ほどキャリア志向、そして夫にもそれを望むジレンマ
・一方で生活面では嫁も息子と同じように幼い、耐性のない大人に育ったのは何故?誰が何がそうしたか
・「おでんをひっくり返す」?親子関係の変化、 婚前旅行・同棲は死語
・高学歴は何のため?大学・院卒・留学して英語塾で子ども相手
・朝日新聞の育休取得男性記者が「家事・育児が我がことに」から想像力鍛えていい記者に。
女性への理解から、弱者目線、ベビーカーと車椅子、お年寄りなどへの視点を獲得
・企業社会は大変化を遂げている…仕事しかできない男性よりも、臨機応変でマルチタスク可能な評価される人財
Ⅴ 主人公は夫婦(対策と知恵)
・姑最大の仕事は息子に家事育児のタイヘンさを伝えること、それだけでいい
・息子を持つ母も、自分自身が専業主婦かワーママかの違い、義両親同士も考え方は違う
・「孫が可哀相」と思うのはなぜか
・孫に甘いのでは無い、酸いも甘いも経験し、たいしたことでは無いと。
・孫育てではなく、我が子を親に育てる過程、 Eテレ「すくすく子育て」大日向氏の対応の違い
・内孫と外孫意識の変化
・娘の仕事を応援するために孫育てを請け負い、婿殿の居場所を奪ってはいけない
Ⅵ 社会の進歩と自分の人生
・技術の進歩(AOの進歩の経験)は価値観・生活の変化に留まらず生き方の変化を求める
・人生100年時代の生き方(リンダ・グラトン氏「ライフ・シフト~100年時代の人生戦略」)
(1)医療の進歩(テクノロジー、ビッグデータ)
・健康寿命が延びる
・2007年生まれの半数100歳に
・25歳になると眠る幹細胞の活性化が可能に → 120歳まで生存可能
(2)マルチステージの人生
・80代まで働く必要
・仕事は与えられるものではなく、起業が当たり前に
・そのために必要な無形資産
1.生産性資産…仕事上のスキル・知識
2.活力資産…健康・友人・愛など幸福感を増すもの
3.変身資産…人生のステージの変化に対応する
・必要なのは自分自身を知ること、多様な人間関係を持つ
(3)社会の変化
1.生産年齢人口 7700万人(2015年)が5000万人(2050年)
100歳以上 11000人(2000年)60000人(2015年)60万~70万人(2050年)
2.社会保障費 110兆円(2014年)から150兆円(2025年)に
3.貧富の格差 長寿期(?)2050問題
Ⅶ おわりに
・50~70代になると男性は「終わった感」女性は「これから感」
・イク爺には過去(会社人間の悲哀・子の成長を見てこなかった)の反省から変身しやすい
・「死後離婚」と話題の婚姻関係終了届出の増加、
夫は寂しいが多数だが、夫の親の介護する?夫を改造しないと定年が恐ろしい
・今の姑世代の夫はモーレツ社員、イク爺の良しあし、和泉節子や曽野綾子の本音が求められる現状
・同窓会で待っていた友人は夫・子どもの有無を超えて
・幸せの感度を高く、お得感のある人生を
・自分たち親夫婦が仲良くすることが第一
※主催者様のご意向、参加者に合わせて2時間から10時間の範囲で、硬軟も含めご希望に添ってカスタマイズいたします。
地方・地域創生に欠かせない性別役割分担の解消
地方・地域創生に欠かせない性別役割分担の解消
- ジャンル
- :ジェンダー/地方創生/地域創生
- 聴講対象者
- :地方・地域創生に携わる方、興味のある方
地方創生10年で魅力的な施策や予算増をしても人口流失は止まらず、大きな原因の一つに、地方女子の生きづらさ=大都市圏にはないジェンダーギャップがあることが明らかになりました。ジェンダーカードを使ったワークショップを通じ、若い世代、特に女性理解を深めます。
令和のコンプライアンスを学ぶ~シニアのアップデートはシニアにお任せ~
令和のコンプライアンスを学ぶ~シニアのアップデートはシニアにお任せ~
- ジャンル
- :シニア/コンプライアンス/ジェンダー
- 聴講対象者
- :シニア/一般
令和のコンプライアンスを学ぶ~シニアのアップデートはシニアにお任せ~
対象業種:全般
対象聴講者:アラフィフ以上、またはシニアを理解したい方
概要: ハラスメントだらけで、何も言えない社会に窮屈さを感じている方々が多くいます。20代~40代から「現在の価値基準」を教えられても腑に落ちないことも多々あります。昭和を知る立場から本音に共感しながら価値観の変遷をお伝えし、アップデートを目指します。ジェンダーギャップ解消は世代間ギャップの相互理解から始まります。
DEI(ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)の頭文字多様性)への逆風をどうする?
DEI(ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)の頭文字多様性)への逆風をどうする?
- ジャンル
- :ジェンダー/多様性/マイノリティー
- 聴講対象者
- :マイノリティーやDEIへの理解のある方や反発のある方
反DEIによって、アファーマティブアクションへの風向きが変わりつつあります。企業の最新事例(アクセンチュア、ウォルマート、アマゾン、マクドナルド、グーグルなど)アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)への気づき、しなやかな価値観をもち、常にアップデートを忘れないように自戒を込めた内容です。
主な実績
講演実績
【講演実績】
千代田区との共済事業(テーマ「仕事続けるの?やめちゃうの?」)
中央労働金庫労働組合女性セミナー、和光市給食協会、葛飾区ワークライフバランス実践セミナー、
オムロン労働組合、ANA労働組合、NHK放送技術研究所、日本政策金融公庫、富山第一銀行労働組合、
全法務省労働組合 など
【執筆】
朝日新聞 「私の視点」、イクメン特集「17年後の育休効果今も」
日本経済新聞 「素敵な奥さん」コラムにコメント掲載
読売新聞 「夫をイケダンにしよう」
本
- 『脱・不機嫌な女』 (柏書房)
- 『麻布アメフト部員が育つまで ~と、母が見た麻布~』 (エール出版社)
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
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