「国際人として育てる」ということはどういうことなのか。実際にアメリカ人はどのように日本や日本人を捕らえているのか。また、どのような若い人がアメリカで受け入れられていくのかを、私の考えのる「国際人を育てるための大事な教育条件」を基にご紹介します。＜条件＞（１）日本人としてのアイデンティテー、文化のバックグラウンドをしっかりもつこと。　　　しかし、そのものさしを外国で「常識」として振り回さないこと。（２）言葉は日本語であれ英語であれ単なる言語ではなく、その人の人格そのものであること。（３）海外で起こるすべての困難なことを自分の大事な経験、学習と捉え、それをどうしたら乗り越えられるかを自力で考え、実行できること。　　　人のせい、国の違いのせいにして逃げないこと。（４）前向きに明るく自己表現できる素地を日本でしっかりと教育すること（５）自分の国と外国との橋渡しになれる喜びを何かみつけること（Give　and　take）「わが子をバイリンガルにする10か条」二人の子供たちを将来世界のどこでも生きていけるようにとの想いから私たち夫婦はアメリカに渡った。ただ英語圏に渡ったからといって子供たちがすぐに完璧なバイリンガルになるわけではない。バイリンガルに育てるとはどういうことか。その利点。マイナス点。方法。家庭でできること。経済面。理想的な地域。学校教育。先生との接し方。親のあり方。友達。日本人との海外での付き合い。などを織り交ぜながら重要なバイリンガル教育にはずせない10か条をお話します。

アメリカに留学することは簡単です。お金を出せば誰でも大学付属の語学学校で英語留学ができます。でも、本当にアメリカの大学を卒業するということはとても大変で努力と経済力両輪なくして実現できることではありません。まして、アメリカに残ってそこで働くためには本人に「あるもの」がなくては到底無理です。あのNYのテロ、今回のアメリカ経済の破綻。ますます門が狭くなり、日本人のレイオフも多くなりました。ではどうしたら英語留学を成功させ、しかもアメリカで仕事を見つけることができるのでしょうか？私自身の体験と就職に成功した例を紹介しながら生き残る方法をお伝えします。

私たち家族が住んでいる町はSEATTLE。その隣に「神様の足跡」と言われるまるで足の裏そのままの形をした島があります。有名な野球選手や歌手、プロバスケットボールのプレーヤーたち、レクサスの役員、あのマイクロソフトの管理職、医者、弁護士が好んで住みたがる湖に囲まれた緑豊かな島。マーサーアイランド。お金持ちが住むということは言わずもがな最高の教育学区。マイクロソフトのお膝元と言うことは当然全米でも有数の学区です。公立なのに私立以上のテスト成績をたたき出すこの学区教育。スポーツでもオリンピック選手を何人も輩出し、オバマ大統領のお母さんの出身地でもあります。そんな公立一貫教育の恩恵にあずかりながら教育を受けているわが子たち。その情報を日本の皆さんにぜひお分けしたいと思います。一番最高教育に大事なことは何でしょう？

題名のとおり、美人にうまれることはラッキーである。でも、年をとればみんなそんなに顔も変わらなくなる。しわも筋肉のたれ具合もどんな美人にも公平にやってくる。外面に頼って生きる人は整形美容に走る。しかし、声美人は教養を目標にいくらでも美しさを磨ける。中年になる前に、そしてなってこそ、自分の話し方をもう一度見つめなおそう。そして、声帯は人間の体の中でもっとも老けない細胞体であると咽喉科の医者が豪語している。そして磨けば磨くほど教養に裏打ちされた美しい言葉と声を獲得できる。その証拠に電話だけなら20代のお嬢さんのようなしゃべり方をするかわいらしいおばあちゃんがいるでしょ？あのハンサムKACKTの理想の女の人は「声のきれいな人」だそうです。また、皇后陛下の声としゃべりもその典型ですよね。上品なクイーンズジャパニーズですね。

声はその人の健康状態や精神状態を計る大切なバロメーターだと気づいた。健康になるために各からだの臓器に効果的なマントラを朝晩。そして歌を歌い伸びやかな声を。声と言葉はその人のすべてが出ます。話し方を変えると人格が変わる。変えられる。これ絶対です。

年とともに売れなくなった声優がアメリカに渡った。満足に英語もしゃべれない声優がここで何の価値があるのだろう？ところが…アメリカ人の若い声優志望者たちにせりふとミュージカルの指導。ニンテンドーやバンダイに生徒たちがつながっていき、アメリカナンバーワンのゲーム会社から突然の仕事要請。いつのまにかTOEFLのキャスティングディレクターの仕事が舞い込んだ。自分のやってきた仕事に感謝し、誇りを持つ。日本のアニメやゲーム文化は世界一。どんな風に私がアメリカ人たちに英語のナレーション術を伝えていったか。どんな風に大きな会社と１個人がつながって行ったか。「売れなくなった」昔スターだった声優がもう一度アメリカでがんばっている！

ずっと考えていた。コンピューターというこんな便利なものができて仕事は何倍にも速くなったのにどうして毎日こんなに忙しくて追いかけられているんだろう？社会が便利になればなるほど人々の生活はもっと忙しくなり、そして話す言葉が早くなっていることに気づいた。早くしゃべる上に短期な人が増えた。また、若い人たちは恋人になり付き合う期間が「半年」は長く続いたほう。ひどいカップルはデートしたその日に別れ話をすることもあるといい、何人も付き合うこともざらだと聞いた。だから離婚が多くなるのもうなづける。ゆっくり人の話を聞くこと。人が話してる間は割り込まないこと。自分もゆっくり考えながら言葉を選んで話すこと。ゆっくり話す心がけをすることによって相手を傷付けたり責めたりする回数が確実に減ってくることを私は自分の声優教室のクラスの中で気づいてきた。自分がゆっくりしゃべること、そして相手の話をよく聞くことは、余裕を持った生き方につながる。この忙しすぎるすさんだ日本を変え、そして人と人のつながりの大切さに気づかせてくれる簡単な方法である。作家　城山三郎さんの好きな言葉は静かに行くものは健やかに行く健やかに行くものは遠くまで行くだそうです。「ゆっくり」「じっくり」「たっぷり」生きる生き方に日本人が変わったら日本が変わるような気がします。