大学卒業後、新日本製鐵(現、堺ブレイザーズ)に入社。センタープレーヤーとして、新人賞、ベスト6(5年連続)、ブロック賞、スパイク賞など数々のタイトルを獲得。日本代表としても活躍し、1992年のバルセロナオリンピックには主将として出場。6位入賞に大きく貢献した。1998年に現役を引退した後は、新日鐵、日本代表ジュニアチームの監督を歴任し、2005年に日本代表監督へ就任すると、2008年の北京オリンピック世界最終予選でアジア1位を勝ち取り、16年ぶりに日本代表をオリンピック出場へと導いた。出場権を獲得した瞬間、コートへ倒れこみ男泣きした姿は日本中に大きな感動を与えた。
代表監督を退任後は、早稲田大学大学院(平田竹男研究室)へ入学し、世界の強豪・ブラジルバレーの強化策などを研究。修士課程を取得し、現在は大阪商業大学公共学部公共学科教授を務める。また、組織マネジメント力をテーマにした講演会には定評があり、企業の経営層やスポーツ指導者から多数の講演依頼が寄せられている。
経歴
- 1964年7月25日、香川県生まれ。
- 大阪商業大学卒業後、新日本製鐵(現、堺ブレイザーズ)に入社。日本リーグ(現、Vリーグ)ではセンタープレイヤーとして活躍。日本代表選手も務め、1992年のバルセロナオリンピックには主将として出場し、6位入賞。
- 現役引退後は、新日鐵、日本代表ジュニアチームの監督を経て、2005年に日本代表監督に就任。
2008年、北京オリンピックへ16年ぶりの出場を果たした。 - 代表監督退任後は、早稲田大学大学院にて修士課程(スポーツ科学)を取得。
2013年4月より大阪商業大学公共学部公共学科教授、2021年より龍神植田塾塾長を務めている。 - <監督歴>
1999年~2002年 新日鐵(現堺ブレイザーズ)
2003年~2004年 日本代表ジュニア(男子)
2004年~2012年 日本代表(男子) - <指導者資格>
JOC専任コーチ(TOPコーチアカデミー) 日本体育協会上級コーチ
主な講演テーマ
最高のパフォーマンスを発揮する組織マネジメント
最高のパフォーマンスを発揮する組織マネジメント
- ジャンル
- :組織論
バレー関係者が驚いた男子バレーの北京五輪出場。選手のモチベーションを支えたキーワードは「オリンピックに出れば人生が変わる」だった。凄まじい量の練習や、日本代表としての誇りを持つことを選手に要求するなど、強烈なリーダーシップで日本代表をフィジカル、メンタル面共に鍛え上げ、戦う集団へと変えていった。
また理論派でも知られ、チームが目標を達成するまでのプロセスを明確にするなど、選手・スタッフ全員が同じ方向に向かって進むことに注力した。スポーツ指導者のみならず、人を導く人すべてに知って欲しい植田流の組織マネジメント論をお伝えします。
今後求められる指導者とは~サーバント型マネジメントについて~
今後求められる指導者とは~サーバント型マネジメントについて~
- ジャンル
- :マネジメント
植田氏が指導者として大切にしている組織マネジメントの考え方は、従来の日本のスポーツ指導に多い“支配型マネジメント”ではなく、選手やスタッフの自主性や思考力を高める“サーバント型マネジメント”です。そのために植田氏が徹底的に行うことは、「チーム全体での理念やビジョンの共有」、「チーム戦術や練習メニューの背景にある科学的根拠の説明」、そして「自分自身が学び続けること」なのです。
当講演では、Z世代やα世代と向き合う管理職やリーダーに向けて、およそ30年間に渡る指導者人生で培った植田ならではの「サーバント型マネジメント」について、その必要性とノウハウについてお話しします。
論理的コーチング~データから見るスポーツマネジメント~
論理的コーチング~データから見るスポーツマネジメント~
- ジャンル
- :マネジメント/コーチング
「この戦術は正しいのか」「このトレーニングに意味はあるのか」
選手たちが抱く疑問は常に指導者に向けられるものであり、その疑問を払拭するためには論理的で科学的な根拠を示さなければなりません。
植田はその根拠を示すために、課題(日本と世界の差)をデータ化し、具体的な対策(その差を埋めるために必要な数値目標)を割り出したことで、選手たちは納得して厳しい練習メニューにも自主的に取り組むようになりました。この論理的なコーチング手法は、スポーツチームの強化はもちろんのこと、企業の生産性向上や、社員のモチベーション向上にも役立ちます。
コミュニケーションで世代を超える~モチベーションコントロール~
コミュニケーションで世代を超える~モチベーションコントロール~
- ジャンル
- :コミュニケーション
若い世代への「指導」「育成」における考え方は近年大きく変化し、現場の指導者や管理者が直面している世代間ギャップ。
植田氏自身は選手時代にたたき上げの指導で実績を残すも、現在は大学教授として日々"Z世代"と向き合い一方的な指導ではなく学生との会話から学びや気づきを得ると共に、コミュニケーションを通じて信頼関係を構築しています。目標達成に向けて考え実行することができる人材を育成するため、自分の経験や思い付きではなく考え方や理念・ビジョン・指針を明確にし、プロセスを評価するモチベーションコントロールの大切さについてお伝えします。
主な実績
講演実績
大阪府箕面警察署/中部大学/白鳥中学校など多数。
戦績
2005年 | アジア選手権 | 優勝 |
---|---|---|
2006年 | 世界選手権 | ベスト8 |
2007年 | アジア選手権 | 準優勝 |
ワールドカップ | 9位 | |
2008年 | 北京オリンピック世界最終予選兼アジア大陸 | 予選2位(出場権獲得) |
北京オリンピック | ※16年ぶりのオリンピック出場 |
受賞歴
1987年 | 日本リーグ新人賞 | |
---|---|---|
1988~1992年 | 日本リーグベスト6 | ※5年連続受賞 |
1990年 | 日本リーグブロック賞 | |
1991年 | 日本リーグスパイク賞 | |
1992年 | 日本リーグスパイク賞 | |
1993年 | 日本リーグブロック賞 | |
1994年 | 日本リーグスパイク賞 | |
2007年 | Vリーグ栄誉賞 |
その他
【選手時代の主な競技歴】
1989年 アジア選手権大会準優勝、ワールドカップ6位
1991年 アジア選手権大会優勝、ワールドカップ4位
1992年 バルセロナオリンピック 6位
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
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