2005年07月01日

「形」「デザイン」について

私が競技生活を引退してから取り組ませていただいている活動の中の1つに、"デザインについて考える"ということをしています。今、それが楽しくてしかたがない!

実は私、幼い頃からずっと雑貨や文房具、服などにすごく興味があるんです。といっても、デザイン学校に行くことまではしていませんよ。って、皆さんに改めて言わなくてもね。なんてったって私には大好きなシンクロがありましたからね(笑)。でも、それなりにこだわりがあったりするわけです。

私の好みを申しますと、雑貨だったら、シーリングワックス(昔からヨーロッパなどで使われていた、手紙の封をする際に、蝋をたらしてそれが固まらない内にイニシャルのアルファベットの刻印を捺して閉じるもの)のように、趣があって、しかも送った相手の方にも、なんか、「おっ!」って目に留まっていただける感じがする、そんなようなものが好きだったり、文房具だったら、そうですねえ...最近購入した中のヒットは、メッセージカード。

2種類買ったのですが、一つが板チョコで、ちゃんと銀紙に包まれていて、本当に食べてしまいそうになるぐらいの加減で銀紙がめくってあるんです。で、もう一つがビスケット。ビスコってお菓子知ってます?イメージとしてはかなりぴったりくるんですけど、長方形だけどもコロンとした感じで、中にミルククリームがサンドしてあるんです。そこにメッセージが書けるようになってます。我ながらほれぼれする程、ナイスなチョイスで参っちゃってます(笑)。(もしかして、すんごい死語のオンパレードでしたね。やっちゃいました?)

服は、比較的モノトーンが多いかなあ。色はシック目が好きで、でもデザインにはちょっとひねりが効いていて。女性らしさがありつつ、でもきりっと潔い感じ。

前半から想いのたけをぐわーっと述べさせていただいてしまいましたが、本題に入りましょうか。

"デザインを考える"
その皮切りとして初めて取り組むことになったのが、味の素・アミノバイタルのCM。

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、アミノバイタルのCMに起用していただくことになり、その映像の創りは、今現在のリアルな「武田美保」を表現するような形に仕上げて下さいました。そんな幸せな機会と、スタッフの方々に恵まれ、撮影は本当に熱中しましたね。しみじみです。

で、その中に、ライティングを施してまるで大きなショーさながらの空間でシンクロの演技を演じる場面があり、それはまさに私にとっては夢の舞台。(夢で終わらせず、実現に向け邁進しております!)

そのときに自らが身に纏うコスチュームをデザインさせていただけることになったのです。競技用のものは国際水泳連盟のルールによって形などに規制があり、規定内の形に則したものと言えば、いわゆるワンピース水着。でもその撮影では、シチュエーション的にもショーで演じているという設定だったこともあり、規制の枠を取っ払い、自由に、思いっきり遊び心を持ってデザインを考えました。

選手の時と同様、母親や色んな方の力をお借りして、ついに出来上がったそのコスチュームは...!?

片腕と片足の布地をそれぞれ手首と足首まで伸ばし、メッシュの布地を全体的に使用しているので、袖や裾が長くても素肌感があるという、これまでにないものが完成しました。感動です。イメージが形になるって素敵です。

そして時期を同じくして、アクアライフアドバイザーを務めるミズノさんから、フィットネス用水着のプロデュースをしてみませんか?という、とてつもなくスケールの大きなお話をいただいたのです。

当初は不安もありました。なぜなら水着作りの大変さや、ましてや製品として市場に出し、それを売ることの難しさは経験せずとも想像するに容易いことでしたから。でも、その反面、ずっと興味のあった"デザインを考える"ことに携われることを思うと、嬉しさと意欲がふつふつと湧いてきている自分を感じられました。

そして、その取り組みの第一弾がいよいよ形になりました。まだまだ、消費者層のニーズに対するリサーチは不足しているところがあるかもしれません。でも、挑戦です。私だけではなく、ある意味、ミズノさんの方がもっともっと挑戦です(笑)。

皆さんの目に、「おっ!」と留まり、こりゃナイスチョイスだ!と自画自賛していただけて、女性らしく、でも潔い格好良さのある水着のデザインを頑張っていきたいと思います。水着だけでなく、自分の全てにおいて、人生も含めて、よりよいデザインをクリエイトしていきます!

最後はなんだか、宣誓みたいになってしまった。ふふふ。