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2008年12月15日

イチローとマー君の共通点

『自分自身にとって、何が必要かを追求する考え方』
これは幾度となくこのコラムで伝えてきた事ですが、
イチロー選手とマー君(田中将大選手)の共通点としても、
この事が挙げられます。

例えば、前回のWBCの大会で、
イチロー選手が感情を表にあらわす姿が見られましたが、
その姿に、国民全員が驚きました。
あれは、チームの誰よりも気持ちを前面に出し、
自分が先頭に立つことで、
チームの選手一人一人の意識を変えていたのです。

では、今までのイチロー選手ではない行動をなぜおこしたのか?
なぜ変えることができたのか?

それは、チームとして勝つために、自分の立場、役割を考えた時、
チームを自分が引っ張るということが必要だという結論を持ち、
前面に自分の気持ちを出したのだと僕は考えています。
だから皆が驚いていたのと逆に、僕はイチローらしいな、とさえ思ったほどです。

マー君(田中将大選手)も同じで、中学時代(宝塚ボーイズ)入団当時は、
どちらか言うとボーとした性格でした。
ただ、グラウンドに入ると、スイッチがONに変わり、
目つきも変わる。気合を前面に出します。

特に変わったのは、中学2年生の秋にキャプテンを任せてからでした。
イチロー選手同様、チームが勝つために、自分の立場、役割を考え、
常に先頭に立って、チーム全員を引っ張っていくようになったのです。

また、学校の生活でも担任の先生から、こんな話を聞いたことがあります。
駒大苫小牧の受験をして、無事合格が決まり、担任の先生が
「クラスメイトに合格したことを伝えようか?」と話をすると、
こうマー君は答えたと言います。

「他のみんなはまだ合格も決まっていないし、受験も終わっていない子もいる。
僕が浮かれて、みんなに迷惑をかけることができないから、伝えなくていいです。」と。

自分の存在、いま何をすべきか、何が必要かを常に考えた行動なのです。
こういう考え方ができれば、客観的に自分を捉えることができるので、
自分の調子が悪くても悪いなりに自分を修正し、
少しでもいい状態に近づけることが出来るんですね。

いい選手は、好不調の波が少ない。
それはやはり、自分の考え方、心を自分自身でコントロールしているからなのです。

奥村幸治

奥村幸治

奥村幸治おくむらこうじ

ベースボールスピリッツ代表

イチロー選手が210安打を達成した時に、イチロー選手の専属打撃投手を務めていたことから“イチローの恋人”としてマスコミに紹介され、以来コメントを依頼されてのテレビ出演多数 。 1999年に中学硬式野…

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