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2011年01月14日

私生活とグラウンドをつなげて考える

 例えば、朝ごはんを食べない子どもがいるとします。「体のためだから食べなさい」と言って聞かなくても「野球をする体づくりに必要だから食べなさい」と言えば、食べるようになることがあります。子どもは、自分の興味のあるものに結びつけて考えれば、頑張れることがあるということです。

 こういった話にも関連しますが、最近、街中を歩いていて気になるのが子どもたちの姿勢です。腰を落として背中を丸め、足を引きずるように歩いている学生を多く見ます。中には野球バッグを持った学生もいますが、彼らはグラウンドの中では背筋を伸ばして俊敏に動いているはずなのに、グラウンドを出た途端にガラッと姿勢が変わってしまうのです。ただ、当たり前ですがグラウンドの中にいるより、外にいる時間の方が長い。普段の姿勢が悪ければ、それが悪影響となりバッティングフォームやピッチングフォームに関係することも十分に考えられる。

 プロの選手で姿勢の悪い選手はまずいません。イチロー選手のあの凛とした立ち姿を浮かべてもらうとわかりますが、いい姿勢はスポーツ選手としてはプレー以前に当たり前のことなのです。

 だから単に「姿勢をよくしよう」と思っても難しいなら、野球のプレーに関係するから、と考えることです。そうすれば自然と背筋も伸び、足もリズムよく踏み出されていくはずです。

野球に限らず、一つ一つのことを単独で据えるのではなく、興味のあるものと結び付けて考えられるようになれば改善、成長できる面もたくさんあるということです。

奥村幸治

奥村幸治

奥村幸治おくむらこうじ

NPO法人ベースボールスピリッツ理事長

1993年オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)にテスト入団後、翌年にはメジャーリーガーのイチロー選手の専属打撃投手を務める。イチロー選手が210安打を達成したときに、イチローの専属…

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