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2020年06月19日

ものの見方で問題解決!その3~旅行業界編~

さて、ものの見方で問題解決!第三弾は旅行業界編。これも昨年度、実際にやった研修の内容からお話したいと思います。

研修のテーマ:「モチベーションが10倍上がる視点の見つけ方」

依頼の背景・課題

こちらは、昨年の12月、まだコロナ騒ぎが広がる前の実施でした。要件としては、現場の社員のモチベーションの低下。

ご依頼は学校などの修学旅行等を企画・実施する部署でしたので、やりがいもあるであろうし、なぜモチベーションが?と疑問に思ったのですが、よくよく伺ってみると、社内コンプライアンスのペーパーワークであったり、また食事などのアレルギー対策を講じたりなど、そういった旅行以外の仕事が増え、本来やりたいところにエネルギーが注げない、というのが大きな課題でした。

ものの見方で斬る

今回まず使った視点は「価値メガネ」。

確かに社内コンプライアンスの事務手続きなどは本流の仕事ではありません。おそらく「やらされている」仕事ととらえているのでしょう。
どんな仕事も、受け身でやっていると面白くないですが、主体性を持って取り組むと面白い。ではどうやってこの仕事に向き合えばよいのでしょうか。
たとえば、なぜこのコンプライアンスの書類が必要なのかを考えてみる。その末端の書類だけをみていてもダメですが、コンプライアンスという切り口を利用して、会社の業務全体を見渡してみるのです。
すると必要でない書類や作業が見えてきます。業務プロセスの効率化のヒントが見えるかもしれません。

また自分だけで取り組むのではなくほかの人や部署と協力することで、作業時間が短縮できるかもしれません。
このように、どうせやらなくてはいけない仕事を、自分の視野を広げたり、物事をカイゼンできるきっかけにする仕事に変えてしまえばいいのです。
また、食事のアレルギー対策に骨が折れる、という声もありました。これも本来の旅行の企画や実施の仕事ではないでしょう。
またそうかといって手を抜くわけにもいかず神経をすり減らす事案でもあります。ここは「逆転メガネ」を使います。
きっとどの旅行会社も、またレストランやホテルなどのサービス業界もすべてこの件については頭を悩ませているはずです。ならばこの業務をあえて逆手にとってみる。

たとえば、自分がそのアレルギー対策をより深堀りしてその第一人者となり、業界のスタンダードを作ってみてはいかがでしょうか。
抑えるべき点をおさえ、それにより用意する食材や、万が一の時の対策などの一連のプロセスをまとめておけば、必ず多くの人に喜ばれるはずです。

今後の展望

いまは新型コロナの影響で旅行を自粛している最中です。旅行業界も、手探りでコロナとの付き合い方を学びながら、徐々に需要も戻ってくると思います。

星野リゾートの星野さんがこのあいだ、インタビューでも言っておられましたが、コロナのおかげでテレワークがやっと浸透し、それによって新たなホテル施設などの利用需要、利用形態が生まれつつあります。
たとえば旅先で仕事をし、観光地のホテルから出勤したり、自宅を出てホテルの部屋から仕事をしたりというワーキングスタイルです。
またバーチャルで自宅にいながら世界の観光地を楽しむ、そうした旅をガイドするサービスもあります。
このように、コロナだから今まで通りにはできないのではなく、コロナによって新たな可能性が生まれてくる、そちらのほうに目をやっていくことが、旅行業界だけでなくどの業界にも必要なことだと痛感致します。
まさに視点の転換が求められているのです。

さて、次回はパンの製造業です。どうぞお楽しみに。

川村透

川村透

川村透かわむらとおる

川村透事務所 代表

「ものの見方を変える」という視点の転換を切り口に、モチベーションアップ、チームビルディング、リーダーシップ、コミュニケーション、問題解決など様々なテーマで講演、研修を行う。自身の体験と多くの研修・講演…

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