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コラム 教育

2011年02月25日

子どもの成長ははやい! 子どもとの日々をもっともっと味わおう

 子育てがすでに終わった人たちからこういう話をよく聞きます。「子どもの成長は
あっという間だった。もっと楽しめばよかった」「忙しい忙しいと仕事に追われ、気
づいたら子どもは大人になっていた」

 私は、子どもが本当に子どもらしい子どもでいるのはだいたい4年生くらいまでで
はないかと思います。年で言えば10才です。
 その後は思春期前期に入ります。大人を見る目が厳しくなる反抗期がやってきま
す。特に女子ははやいです。
 その頃から、子どもの方が大人を相手にしてくれなくなります。
 ですから、それまでに親子の絆をしっかり作っておくことが大事です。子どもが相
手をしてくれるうちに、です。

 子どもの気持ちを受け入れていなかったり、感情的に叱ったりすることが多いとそ
れはできません。
 みなさんは、仕事に追われてばかりで、子どもとの触れ合いやコミュニケーション
がおろそかになっていませんか?
 また、仕事や人間関係のストレスを子どもにぶつけてはいませんか?
 そういうことをしていると、親子の心の絆を深めることはできません。そして、そ
のツケはいずれ自分に回ってきます。そうなってから慌てても遅いのです。

 子どもが「本当に子どもらしい子ども」である時間は本当に短いのです。その時間
を大切にしてください。
 もっともっと親子の楽しい時間を増やしてください。心温まる時間を大切にしてく
ださい。

 叱るのはもうやめて、大いに子どもをほめてあげてください。子どもをかわいがっ
てあげてください。

 それは、二度と戻ってこない黄金の時間であり、人生の至福のひとときなのです。

親野智可等

親野智可等

親野智可等おやのちから

教育評論家

本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、 学力向上、家庭教育について具体的に提案。 Twitter、YouTube「親力チャンネル」、Blog「親力講座」、メール…

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