2016年11月01日

防災とココロの元気

 今年の7月から鳥取県の着地型観光を仕掛けるために倉吉市のバス会社に入り込んで人材育成のお手伝いをさせてもらっている。その中で今回の鳥取地震。しかも震源地は倉吉。

 阪神大震災を経験したわたし。あの日から、ココロの元気にこだわり続けている。どんな時もココロだけは元気でいて、「目の前に起こっていることは起こっていること」と、認めて、次の行動を起こせる人を作っておくことがどれだけ大切かをわたしは、知っている。そして、そのための講師を続けてきた。

 ありえないことに、東日本大震災は、仙台で講師をしている時に起こった。必死でタクシーを乗り継いで東京に戻った。そして、次の講演場所の高知に向かった。後でいろんな情報が入ってきて、自分だけ脱出したことが良かったのか悩んでいたわたしに、東北のメンバーは、

「大谷さんの話を先に聞いていて良かった」
「残った僕たちで東北を復興させます」

と、いうメールをもらった。

 熊本から講師の仕事をして東京に戻った日に熊本地震。すぐに仲間に声を掛けて、物資を運ぶなどをした。熊本地震の時は、熊本のメンバーとSNSがすぐに繋がったので、状況が手いろいろ分かった。熊本からの指示の通りに動いた。

 今回の鳥取県中部の地震。死者やけが人はありがたいことにほとんど無かった。わたしが入り込んでいる会社も、ものか散らばっただけで、社員も全員無事だった。交通もすぐに戻ったので、すぐにその会社に行った。

「ほんま、大谷さんの話を聞いていて良かったよ」
「1日も早く日常に戻るようにするよ」

と、みんなが言ってくれた。もっとも、近所のを見ると、多くの家の瓦が落ちて、ブルーシートで覆った屋根は痛々しい。

「でも、みんな無事だし、前向きに頑張りますよ」

と、笑顔で迎えてくれたみんなを見てホッとした。

 世界中、安心、安全なんてどこにも無いと思っている。だからこそ、大切なのは、防災の心構えと準備とココロの元気。

「いざという時、どの方向に逃げるか」
「タンスの上に物を置かない」
「観音開きよりもスライド式の戸棚にする」

これらのことは防災。そして、何か起こった時に優しいココロでいる。冷静に次の行動ややれることを考える。そのために必要なのはココロの元気。わたしは、まだまだ伝えたいことがある。