2007年02月01日

トレンド

今、わたしは、「華麗なる一族」というドラマにはまっている。木村拓哉さんが主演で、何と初回の視聴率は、30パーセント近くあったらしい。ということは、国民の約3人に1人は見ていたことになる。実際、わたしの周囲のメンバーも「見てる、見てる」と、大騒ぎ。

その話をしていると、「そんなもの見てる場合じゃないと思うんですよ」と、言った講師がいた。分かってない。良い講師というのは、トレンドを自分の話に盛り込むのが、とてもうまい。コーチとして有名な鈴木義行さんだって、すぐに、「冬のソナタ」のシーンを盛り込んで、「冬のソナタから学ぶコーチング」なんて話をされていたし、森永卓郎さんだって、アキバで流行っている人形を持ってきて、「この人形の経済効果」なんて話をされていた。

誰だって、自分が知っている話や単語で話が始まると話の中に入って行きやすい。知らなくても、「世の中でそんなものが流行ってたんだ」とか「噂では聞いていたけれど、そういうことだったんだ」と、耳を傾けてもらいやすくなる。かつて、企画会社の社長だったわたしは、この「トレンド」をはずしていては生き残れなかった。それだけに、流行りそうな番組、売れそうなタレント、人気の出そうな小物などをチェックすることに一生懸命だった。そして、この「トレンド」をいち早くキャッチするには、やっぱり、常に好奇心を持って、「感じる力」がとっても大切だった。

だからこそ、今、わたしは、自分たちの研修を通して、「感じて、興味を持って動こうよ」と、メッセージしている。「トレンド」を感じていれば感じているほど、人との会話もはずむし、人を巻き込みやすい。何よりも、ワクワク、ドキドキできる確率も上がる。そして、わたしが、22歳から25歳までを過ごした吉本興業という会社は、その上を行っていた。「トレンドは、作るもの」と、教えられた。「後追いするな、先を行け」と、よく言われた。その代わり、ありがたかったのは、10個のうち、8個までの失敗は許してもらえた。「損せーへんかったら、いいわ」だった。だから、トライすることができた。

今、わたしたちは、「楽しくて、ためになって、元気になる研修」が、絶対に「トレンド」になると信じている。「寝る参加者が悪い」じゃなくて、「寝かせる講師が悪い」が「トレンド」になると信じている。