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2008年09月01日

たまには大掃除

忙しさに追われていると、オフィスの掃除もないがしろになる。
気づくと、机の上は、書類の山、キッチンには、
いつ買ったのか分からないコーヒーなどが山積み。
汚れた布巾も気になる。一旦、それらが気になりだすと、
めちゃめちゃ気になってくる。
そんなことでイライラしている場合じゃない。

「大掃除しよう!」と、スタッフに声がけしながら体を動かす。
そして会社の電話を留守番電話にする。
『お客さんからの電話は、どうするんですか?』
「1時間くらい通じなくても、失う仕事はないよ。」

『思いつきで、急に掃除するんですか?』
「今やらなくて、いつやるの!」
と、率先垂範。 思いついたらトコトンやるのがわたしの流儀。

やり始めると、スタッフみんなも元気付いてくる。
『こんなもの出てきた!』
『やっぱり、ここに棚いりますよね』
などと、今まで耳にしなかった問題意識も現れてくる。

「このお菓子は、まだ食べられる」
『これも、動かしましようか?』
「そこまでしなくてもいいわよ。」
10人で1時間ほどで、結構すっきり。
「やっぱり、きれいなところがいいね」

確かに、掃除って、めんどくさい。 結構、始めるまでおっくう。
理想は、毎日、きれいでスカッとした状態で仕事を始められること。
分かっているけれど、なかなかできない。
でも、きれいに片付くと嬉しい。

「きちんと片づけないと、気の流れが悪くなる」
「空気が澱んでいると、お金も逃げて行く」
今まで、出会った、たくさんの経営者に言われてきた。

元気な会社に行くと、オフィスも清潔でどこを見ても掃除が行き届いている。
確かに、きれいな場所になると、仕事もはかどる気がする。
基本的に、片付けは、苦手なわたし。
だからこそ、声をかけて、自分を鼓舞して動いてみる。

たまには、うっとうしがられてもいい。
できれば、スタッフみんなの人生にも良い「気」が巡って欲しい。
みんなで、きれいなオフィス・・・継続は力なり!

大谷由里子

大谷由里子

大谷由里子おおたにゆりこ

(有)志縁塾 代表取締役

故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…

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