講演エージェントさんや、企業さんから講師のお仕事をいただく
ことがほとんどのわたしだった。けれど、最近、
「大谷さんの講演をもっといろんな人に聞いてもらいたい」
「僕に主催させてください」
そう言ってくれる仲間が増えた。
わたしも時々主催するけれど、自分が主催者になるって結構大変。
ホームページ作ったり、チラシやチケットを作ったりしなければ
ならない。何よりもチケットを売って集客しなければならない。
しかも、わたしに声をかけてくれるのは、東京や大阪じゃない。
熊本の天草だったり、福井の芦原温泉だったり、ほとんどが地方の
メンバー。主催者してくれるは、わたしのところに学びに来ている
講師たち。
「自分たちが東京まで学びに行っているからこそ知ること、気づく
ことがたくさんある。でも、地元に帰ったら、なぜ、東京まで
学びに行くのかわかってくれない。それどころか、『怪しい』と、
思われていたりする」
「だからと言って、『一緒に東京に学びに行こう』なんて言ったら
もっと怪しまれる」
「だから、自分で主催して、みんなに大谷さんの話を聞いてもらいたい」
そう言って、自分が主催者になって、講演会を企画してくれる。
涙が出そうな話。できるだけ、わたしもそんな彼らに応えたい。
でも、そんな主催をしてくれた彼らが終わった後で言ってくれる。
「仲間ができた」
最初は、批判的だった人たちも、一所懸命に動いている彼らを見て
手伝ってくれたりスポンサーになってくれたりするらしい。
青年会議所や商工会や商工会議所やライオンズクラブなどが後援に
ついてくれたりもする。
「学ぶ楽しさを伝えたい」
そう言って、みんなさわやかに笑ってくれる。
わたしの原点もそうだった。たまたまコーチングに興味を持って
東京まで行って学んでいるうちに、
「大阪の人にもいろんなことを学んで欲しい」
そう思って、いろんなセミナーなどを自分で主催していた。
その延長上の今のわたしがある。そして、主催者をやってきたわかった
こともいっぱいあった。
たくさんの仲間ができる。学ぶことが好きな人ともたくさん
知り合える。何よりも、自分の知識が増えた。


大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
京都ノートルダム女子大学卒業後、吉本興業株式会社に入社。 横山やすしのマネージャーを務め、宮川大助・花子,若井小づえ・みどりなどを次々と売り出す。 23歳の時には、テレビ番組「花王名人劇場」のプロ…
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