2018年07月01日

嫌々働いている人はいないです

 わたしたち講師にとって情報は、やっぱり命。そして、最近の話題のひとつに
「人手不足」「求人難」がある。
「人が来ない」
「人が辞める」
よく、そういった話になる。だから、
「どうしたら社員がイキイキ、楽しく働いてくれるか」
という話を講演の内容にも求められる。

わたしも日頃から役立ちそうな情報を集めている。その一つに、お気に入りの旅館がある。
それは伊豆にある人気旅館、「望水」。

望水
https://www.bousui.com

ハードもステキだけれど、働いている人たちがみなさんとても感じが良い。

社長のこだわりは、
「旅館で働くということは、思い出を作れる人になること」
と、名刺の肩書きも中居さんなどでなく、「思い出づくりクリエーター」。
旅館全体で宿泊客の「思い出づくり」を大切にしている。その話をすると友人の一人が、
「わたしも連れて行って」
と、言い出した。彼女は、サロン経営のコンサルタント。
「ホスピタリティを学びたい」
ということだった。

早速、彼女は、従業員のひとりと話しをした。
「みんな楽しそうに働いているね」
彼からすぐに返ってきた言葉。
「みんな仲いいし、たぶん、嫌々働いている人は、いないと思いますよ」
どうして、即答できるのか気になった。
わたしと、その友人はあれこれと尋ねてみた。

月に一回、全館休業の日があるらしい。人気の旅館だけに1日休みにすると100万円は、売上を失うはず。
「全館休業になると、気兼ねせずに休めますから」
そういえば、わたしの部屋の担当になった女性は、
「全館休業の日に自分の休みをくっつけて、東京ディズニーランドに行くんです」
と、楽しそうに話してくれた。
 高級旅館だけれど、1年働くと誕生日にこの旅館の宿泊券を1枚もらえる。そして、
この宿泊券は、望水で働いている間は、有効。
「家族とかにプレゼントすると、喜ばれるから、つい、『もう1年、もう1年』
と、働いてしまうんです」
と、笑って語ってくれた男性もいた。

朝日を見ながら自由にコーヒーが飲めたり、お風呂上りに季節の野菜が食べられたり、
そんな何気ない心配りも嬉しい。決して、みんな無理していないところがいい。
できる範囲で気を配ってくれるからわたしたちも疲れない。

まだまだ書きたいことはたくさんあるけれど、全部書くと、
「企業秘密を大谷さんにバラされた」
と、社長に怒られるかもしれない。(笑)

気になる人は、ぜひ、自分の目で確かめてみるとよい。