2010年12月24日

やさしさ無くして成功無し ノーベルの法則

 今年も12月が巡って来た。近頃は天候や食べ物から季節感のズレを感じることも多くなったが、私達の生活環境がどうであれ、わが国の政治や経済がどれ程不安と厳しさの中にあっても、また世界の勢力関係がどう変化しようが、時間と月日だけは泣いても笑っても日々刻々と進んでいく。

 個人において、事業において、今年の目標はクリアできただろうか?毎年の目標は常に有言実行で何が何でも達成してほしい。経営者も会社も、多くの人や取引先や地域社会から大きな期待をされているのだから、油断したり、手を抜いたりは出来ないはずだ。まず期首や年頭に立てた目標を達成すること。その一つの成果が黒字経営なのだ。

 つい最近、昨年の法人における納税申告結果が公表された。それによれば、なんと4社に1社しか、黒字経営による納税ができない結果であった。納税はある意味、事業をやる上で地域や社会に対する義務であると思っている。納税を強く決意し、経営者として社業の発展を第一に考え、身を捧げ、全身全霊を注ぎ黒字経営を目指すべきなのだ。そうでなければ、真のやさしさある経営はできないだろう。自分の周囲やお客様、地域の人々に対し、事業経営をさせていただくことへの感謝と喜びの気持ちを表わすことは必要なことだからだ。自分だけが良ければ良い、自分の家族が最優先、自分の会社さえ儲かれば良いといった考えは、もはや通用しなくなるだろう。

12月ともなれば、歳末助け合いという言葉を耳にする。新聞紙上には毎日ように、社会に寄付をした個人や企業、団体が紹介されている。勿論、やさしさは金銭や物品の寄付だけではないだろうが、多くの人々に支えられ経営をしているのだから、社会に対するお返しの意味を込め、金銭によるストレートなやさしさが一番だと思う。地域社会には個人・団体を問わず、非常に困っている人々が実に多くいる。厳しい寒さを目前にして生活さえ最低限の人達や、有意義な活動をする上で資金が不足している人達等々。そのような人々に対して、人として会社として手を差し伸べようではないか。この厳しい経営環境の中を生き抜き、そして勝ち残るためには、経営手法や経営戦略も大事なことだが、それ以上に大切なものがあるのだ。

 経営者として、人としての姿勢であり、会社、事業としての経営姿勢だ。経営戦略より経営姿勢。やさしさ無くして真の成功はありえない。力よりやさしさだと確信をもって訴えたい。