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2020年08月24日

コロナ禍で持っておきたい働く女性のキャリア観

落ち着いて実績を積み、種を植え、土壌を整える

新型コロナウィルスの影響は、世界の経済は勿論のこと、私たちのキャリアにも大きな影響を及ぼしています。働き方の見直しと同時に、これからの自身のキャリアを考えなおす必要がありそうです。

私は女性向けに企業研修や講演、キャリアカウンセリングでキャリアについてお話する機会が多いのですが、これからの時代は変化も激しく、予測していなかった想定外のことが起こります。まさに今回の新型コロナウィルスがそうですよね。

ですから、これをやっておけば安心、安定、という保証は、益々なくなってきています。
今、大事なことは、実績を積むことと、しっかりと種を植えること、かもしれません。

不安になりすぎて、何も手につかない、なんてことにならないように、落ち着いて目の前のことを着々とこなしていくことが大事です。しかし、実績を積んだり、種を植える場所も大事です。言い換えると、そこがよい環境であるかどうか。例えると、よい種も、土壌が悪ければせっかく植えても育たない、といった感じです。

今後の経済、経営はどうなるか

コロナ後の経済は、二極化していく、と言われています。回復する様をV字型回復、と表現されることがありますが、コロナ後は、K字型、と表現されています。つまり、伸びていく産業と陳腐化していく産業が明確にわかれていく、ということです。

これを組織の中に置き換えると、伸びていく部門と先細りの部門に分かれる、とも言えるでしょう。商品のラインナップを増やしたり、多角化経営をしたり、変化に備えてあえて「特化しない」経営方法をとっている企業も増えています。

キャリアを構築するために必要な視点

先日、ある企業の女性向けリーダー研修をさせていただいたのですが、「うちの事業は先細りなんです」と嘆いている方がいらっしゃいました。比較的女性は真面目で、厳しい状況下でも、一生懸命に頑張り続けることがあります。しかし、残念なことに、社会や組織では、頑張りではなく、結果を見られてしまうことが多々あります。つまり、環境が悪かった、先細りの商品だったから結果が出ませんでした、では通用しないのです。

実際、会社の売り上げに貢献した部署が評価されるもので、そして、その貢献に一役買った社員が評価されることが多いのです。女性向けの企業研修でもお伝えするのですが、会社の中での昇進を目指している男性は、その辺もよく見て動いている、とお伝えします。

女性も薄々はわかっているものの、自分が同じような行動をすることに違和感を感じたり、現実的にそのような考えをもってキャリア構築するイメージできなかったりすることがあります。

女性活躍のカギは「環境」

さて、先ほどのリーダー研修で自チームの先細りの状況を嘆いていた女性は、自身が実績を積み、キャリアアップのために、2つの手段があります。

ひとつは、変える提案をすること。今のまま頑張り続けても、商品力が弱かったり、市場のニーズに合っていなかったり、または売り方を間違えていては泥沼にはまっていくばかりです。上司に言われた通りに頑張っても、成果にはつながらないことがあります。もし、その環境で実績を積むのであれば、何かを変える必要があり、それを提案していかなくてはなりません。ちなみに「何か」とは、売るもの、売り方、お客様のいずれか、を変えることです。

もうひとつは、部署異動です。商品力の強い部署を狙って異動するのもよいでしょう。
異動したい部署に引っ張ってもらえるよう、それまでのパフォーマンスと社内人脈は大事にしたいものです。

今いる部署の環境を変えるか、または、環境のよいところに異動するか。

「女性はもっともっと伸びるはず、活躍できるのに。」先日、ある企業の社長がそんな風におっしゃっていたのですが、女性が更に活躍しつづけるためには、「環境」がキーワードです。

会社がもっと女性が活躍しやすい環境を整えることと、女性自らも主体的によい環境で働くように行動すること、この両面共必要な要素ではないでしょうか。

藤井佐和子

藤井佐和子

藤井佐和子ふじいさわこ

キャリアアドバイザー

個人と企業からの依頼によるキャリアカウンセリングは、延べ17,000人以上の実績。学生からシニア層まで年齢や性別を問わず、自分らしいキャリアデザインをするための選択とアクションに向けたカウンセリングを…

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