杉本梢

杉本梢すぎもとこずえ

研修講師／ピアカウンセラー

杉本梢

私は障害をもって生まれました。一般企業や教師として、障害者雇用を経験しました。「障害はその人の一部でしかないこと。障害をもっていても理解や適切な配慮があれば働けること。障害をもっている人もそうでない人も、互いを知ろうとする心が大切であること。」等、一般雇用の方と障害者雇用の方が、共に生き生きと働くために必要な考え方や職場の環境についてお伝えしたいことがたくさんあります。障害者雇用促進法や採用時後の配慮の在り方について、直ぐに職場で活かすことができる内容と分かり易い講演や研修を行います。

講演ジャンル

出身・ゆかり

北海道

専門分野

障害者雇用／障害理解／障害受容／障害教育

ご相談は無料です。

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経歴

2007年: 帯広大谷短期大学総合文化学科3月31日卒業
北海道札幌視覚支援学校4月1日着任※旧北海道札幌盲学校
2018年: 北海道札幌視覚支援学校3月31日退職

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主な講演テーマ

障害と共に生きている私の声

ジャンル: ：障害者雇用／障害理解／障害受容
聴講対象者: ：経営者／管理者／社員／一般／福祉機関／教育機関

近年、日本は障害者雇用の取り組みに力を注いでいます。「障害者雇用」と「障害への理解」、「障害の受容」は、切っても切れません。一つでも欠いてしまった場合、円滑な障害者雇用の実現は困難です。私は障害をもって生まれました。自分の障害をよく知ること、障害者雇用で働いたこと、様々な障害をもった方と関わってきたことなど、障害と共に生きることに正面から向き合ってきました。これらの経験を通して、障害者を雇用する企業、同僚、障害者がそれぞれの立場ですべきことがあるのではないかという考えに辿り着きました。そのすべきことがなされた時、障害者雇用が企業にとっても障害者にとっても大きくプラスへと変化するはずです。この講演では、それぞれの立場ですべきことをお伝えします。

研修内容

法定障害者雇用率達成への近道

ジャンル: ：障害者雇用／人財育成／マネジメント／働き方改革／職場環境
聴講対象者: ：経営者／管理者／社員／一般／福祉機関／教育機関

2.2％の民間企業の障害者法定雇用率が2021年３月までに2.3％に引き上げられます。ここ数年の法定雇用率の引き上げに伴い、各企業が更なる障害者の雇用と継続した雇用に取り組んでいるところです。企業が障害者を雇用する際、法定雇用障害者数の算出の仕方や対象となる障害種、障害者の把握や確認の方法など、障害者の雇用の柱となる障害者雇用促進法について正しく理解する必要があります。また、継続的な雇用のためにも、選考・採用時や雇用管理上の合理的配慮について当事者と共に考えていくことが大切です。これらは、一般雇用の方と障害者雇用の方が生き生きと働ける職場に欠かせません。障害者雇用促進法について分かり易く解説すると共に、採用時と雇用後の合理的配慮と雇用管理上の課題の改善について具体的にお伝えします。他にも、適材適所の配置（マッチング）や業務内容の検討（仕事の切り出し）等、実際に企業で取り組まれている例もご紹介します。

実はシンプルな障害理解

ジャンル: ：障害理解／障害教育
聴講対象者: ：経営者／管理者／社員／一般／教育機関／福祉機関

障害理解とは、社会全体が障害者とその障害を理解することです。社会全体は、個々でもあります。職場に障害をもった方が入社してきたら。道端で障害者の方が困っていたら。みなさんは、どう接しますか？障害をもった方と接する機会が希薄だと、障害についてわからないことが理由で戸惑ってしまう方もいるかもしれません。そこで、私の生い立ちや障害を具体的な例として用い、障害を理解するための考え方をお伝えします。この考え方は、とてもシンプルでありながら障害の種類も程度も関係ありません。この方法を知ったら、障害をもった方とどう接したらよいのかがわかります。そして、障害理解が促進されるはずです。

障害受容は自分らしさを受け入れること

ジャンル: ：障害受容／障害理解／障害教育
聴講対象者: ：障害者／障害者の家族／教育機関／福祉機関／一般

障害を受け入れることに対し、自然と肩に力が入ったり難しさを感じたりしていませんか。私もそうでした。障害を受け入れるという行為は、自身を丁寧に知ることです。「私は慎重派だ」「私は文系だ」「私は甘党だ」障害もこれらと同じように、自分らしさを構築している一部分でしかありません。しかし、障害という自分らしさに呑み込みにくさを感じ、悩み続けている方もいます。そこで、障害を十分に咀嚼する必要があります。私が実際に経験したことも含め、障害に対する考え方や自身を知る方法をお伝えします。その考え方や方法を取り入れることで、きっと肩が軽くなり自分らしく生活することができるようになるはずです。