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磯村歩

磯村歩磯村歩いそむらあゆむ

株式会社グラディエ 代表取締役/ 桑沢デザイン研究所 非常勤講師/ 特定非営利活動法人モンキーマジック 理事/ 国際ユニヴァーサルデザイン協議会 賛助会員財団法人共用品推進機構「共用品ネット」所属

磯村歩

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デザイナーとしてユニバーサルデザインにおける豊富な実務経験。そしてコミュニケーションのバリアフリー化を目指し、障がいに配慮したプレゼン方法「感じるプレゼン」の執筆と講演活動など、ハード・ソフト両輪でのユニバーサルデザイン普及活動を行っています。またデンマークでは現地の障がい者と共に学び、先駆的な福祉施策を研究してきました。世界から見た日本のユニバーサルデザインの現状を多様な視点でお伝えいたします。

出身・ゆかり

専門分野

医療/介護領域におけるデザイン/建築設計/ユニバーサルデザイン研究/北欧福祉研究

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経歴

1966年
愛知県常滑市生まれ 
1989年
金沢美術工芸大学工業デザイン専攻 卒業 
 
富士フイルム株式会社(旧富士写真フイルム株式会社)入社 デザインセンター所属 
2007年
同社 デザインセンター ユーザビリティデザイングループ長 
 
桑沢デザイン研究所 非常勤講師 
2009年
同社 退社 
2010年
エグモントホイスコーレン(デンマーク)留学 
 
クロゴップホイスコーレン(デンマーク)留学 
 
株式会社グラディエ 代表取締役 就任  
2011年
特定非営利活動法人モンキーマジック理事 就任現在に至る 

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主な講演テーマ

「これからのユニバーサルデザイン ~お互いに尊重しあえる『共生社会』へのかけ橋~」

「これからのユニバーサルデザイン ~お互いに尊重しあえる『共生社会』へのかけ橋~」

「共生社会」の実現に向け、企業・行政では障がい者、高齢者に対する様々な施策が進められています。でも、配慮する側(健常者)、配慮される側(障がい者)という一方的な関係に陥っているように思います。本来あるべき「共生社会」とは、障がいを一つの個性とみなし、そこから長所を見出した上で、互いに尊重し合える対等な関係が構築されるべきだと考えます。講演では、視聴覚障がい者・上下肢障がい者・知的障がい者の生活の中から、“障がい”という特性が活かされた便利さや工夫点など、新たな価値が生み出された“逆転”の発想をご紹介します。そこで生み出された価値がどのような過程・工夫で生み出されたかという「特性の活かし方」を学び、皆さんの生活にどう活かしていけるのかを提言します。

「ユミュニケーションのバリアフリー ~多様な特性の方に配慮したプレゼン方法~」

「ユミュニケーションのバリアフリー ~多様な特性の方に配慮したプレゼン方法~」

交通バリアフリー法、バリアフリー新法の施行、自治体における福祉の街づくりの推進など、ハードの整備は着実に進んでいます。ただ人と人とのコミュニケーションには、配慮の仕方が十分に認知されていないなど、未だ多くのバリアが残っています。障害者権利条約の批准に向けた取り組み、統合教育、裁判員裁判など障害をお持ちの方にどのように情報保証していくかは今後益々求められてくるでしょう。講演では主にプレゼンテーションをテーマに、“耳が聴こえない”、“目が見えない”を実体験した上で、コミュニケーションのバリアフリーを共に考えます。また企業で働く社員方々向けに、ビジネスの現場で使える具体的なプレゼン方法も提示いたします。

「デンマークにおける多世代共生コミュニティ ~高齢者センター、シニア共生型住宅、コレクティブハウス、エコビレッジなどケアとエコを両立した次世代相互扶助の最前線~」

「デンマークにおける多世代共生コミュニティ ~高齢者センター、シニア共生型住宅、コレクティブハウス、エコビレッジなどケアとエコを両立した次世代相互扶助の最前線~」

日本では高齢者の暮らしを在宅で支えていく地域包括ケアが進められています。そして施設計画においては周辺地域との交流のため、レストラン・幼稚園と高齢者福祉施設の併設、そして公団の空室を活用した若者向けシェアハウスとデイケアセンターの併設など多様な取り組みが行われています。私たち日本は血縁・地縁にかわる、新たなコミュニティ形成に向けた挑戦の真っただ中にあります。福祉先進国デンマークでは「プライエム(日本の特養)」の新規建設禁止(1988)以降、「高齢者住宅」の整備と地域ケアの充実を図り、高齢者の地域居住を実現させています。またコレクティブハウス、エコビレッジなど、血縁・地縁に替わる新たな地域密着型多世代共生コミュニティが大きな広がりをみせています。デンマークの多世代共生コミュニティの最前線から、今後のあるべき日本の共生コミュニティの在り方を共に考えたいと思います。

主な実績

講演実績

【講演実績】
○「デンマークの多様性受容と自己決定権」
第3回国際ユニヴァーサルデザイン会議2010 in はままつ 特別講演・報告 (デザイナー、研究者及び一般市民対象)
財団法人共用品推進機構 個人賛助会員の会「共用品ネット」(一般対象)
専修大学 (ネットワーク情報学部・学生対象)
早稲田大学 (国際教養学部・学生対象)
お茶の水UD研究会 (デザイナー、建築家および一般市民対象)
特定非営利活動法人 アイ・エス・エル「Unplugged」 (経営者およびデザイナー対象)

○「多様な特性の方に配慮したプレゼン方法」
大日本印刷株式会社 (社員対象) 
株式会社NTTデータ (社員対象)
富士フイルム株式会社 (社員対象)
富士フイルムプレゼンテック株式会社 (社員対象)
国際ユニヴァーサルデザイン協議会 移動空間プロジェクト (デザイナー他対象)
新潟県弁護士会 (弁護士対象)
岐阜市生涯学習センター (一般対象)
財団法人共用品推進機構 個人賛助会員の会「共用品ネット」 (一般対象) 
特定非営利活動法人アイ・エス・エル「Unplugged」 (経営者およびデザイナー対象)
特定非営利活動法人シブヤ大学 (一般対象)
おもちゃ大学 (学生対象)
クリエーターズ ソサイエティ (一般対象)

○「デンマークソーシャルイノベーション(北欧の多世代共生コミュニティ)」
クリエイティブ・シティー・コンソーシアム オープンラボ (研究者、建築家及び一般向け)

○「コミュニケーションのユニバーサルデザイン」
練馬区「ねりまUD研究会」 (行政職員および一般市民向け) 

○「ユーザビリティ概論」
名古屋市立大学 (芸術工学部・学生向け)
千葉工業大学 (工学部・学生向け)

○「発想ワークショップ」
桑沢デザイン研究所 (学生向け)

【メディア掲載】
2007年2月「これっていいかも『感じるプレゼン』」(シルバー産業新聞)
2007年3月「プレゼンが自己満足に終わらないために」(日経デザイン3月号/日経BP社)
2007年6月「イソムラメソッド・感じるプレゼン」(月刊宝島7月号/宝島社)
2009年8月「新潟弁護士会が表現力磨く講習 裁判員裁判に向けて」(日経新聞)
2011年6月「北欧の人をつなげる建築 ~多世代共生居住のあり方考察~」(高齢者住宅新聞)

【ラジオ出演】
2008年11月 「ユニバーサルデザインとは何か?その可能性とあり方について」J-WAVE(FMラジオ81.3、首都圏ネット)

【執筆】
2010年3月「スティグマデザイン」(日本せきずい基金ニュース)
2010年9月「パーソナルモビリティの可能性(欧州における福祉機器事情)」(国際ユニヴァーサルデザイン協議会 会報誌)
2010年9月「デンマークにおける自己決定権の理念の基礎となる幼児教育」(ワールドジョイントクラブ)
2010年11月「スティグマデザインからの開放(欧州における福祉機器デザインの潮流)」(国際ユニヴァーサルデザイン協議会 会報誌)

【その他実績】
○財団法人日本産業デザイン振興会 Gマークデザインコレクション
ビデオカメラ FUJIFILM FUJIX Simple Hi8 FS-1, Videoport VK-100, Waterproof pack SP-100
血液分析装置 FUJIFILM DRI-CHEM

○財団法人日本産業デザイン振興会 グッドデザイン賞受賞
1991年度 医療用X線フィルム自動現像補助装置 FUJIFILM CEPROS AF
1991年度 医療用エックス線フィルム自動現像装置FUJIFILM CEPROS M
1993年度 血液分析装置 FUJIFILM DRI-CHEM
1993年度 ビデオカメラ FUJIFILM FUJIX Simple Hi8 FS-1, Videoport VK-100, Waterproof pack SP-100
1995年度 ビデオカメラシステム FUJIFILM FUJIX Simple Hi8 FS-80MT, Videoport VK-300, Film adaptor FA-100
1998年度 医療用デジタルX線画像読取装置 FUJIFILM FCR5000
1999年度 医療用X線画像読取装置 FUJIFILM FCR5501
1999年度 医療用フイルムプリンター FUJIFILM FM-DP L
2001年度 デジタルX線画像診断システム FUJIFILM FCR Pico SYSTEM

○日刊工業新聞社 第二十三回 機械工業デザイン賞受賞
日本産業デザイン振興会賞 血液分析測定システム「富士ドライケム 3000」

講演料金目安

219,000円(消費税、交通費別)

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