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大川元一

大川元一大川元一おおかわもとかず

ISO TC42エキスパート/ MCPC技術委員会顧問

大川元一

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世界初のデジカメ開発に携わり、国際標準化における日本代表として、アメリカを始めとする諸外国と渡り合いながら、デジカメの世界標準をやり遂げました。

出身・ゆかり

専門分野

デジタルカメラ/国際標準化

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経歴

1958年
秋田県立大曲高校卒業 
1958年
東北大学理学部入学 
1962年
東北大学理学部物理学科卒業 
1962年
東京芝浦電気株式会社(現 株式会社 東芝)入社、中央研究所配属 
 
中央研究所で音響、CATV開発などに従事 
1985年
デジタルカメラの開発に従事 
1991年
JEIDA(現JEITA)デジタルカメラ技術委員会委員長。同時にISO TC42エキスパート。 
1995年
新映像産業推進センターに出向 
2000年
カメラ映像機器工業会(現 CIPA)技術顧問 
2003年
経済産業大臣標準化表彰受章 
2007年
CIPA退社。独立行政法人国立科学博物館産業技術史資料情報センター主任調査員。2008年退任。 

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主な講演テーマ

「日本が世界の標準をリードしたデジタルカメラ」

「日本が世界の標準をリードしたデジタルカメラ」

今やカメラと言えばデジタルカメラ(DSC)を指すが、このDSCは1989年に日本が最初に開発したものである。その後、日本は常に世界をリードして、DSCの規格は日本提案の規格で統一された。このため、すべてのDSCに互換性があり、DSCの普及を加速する原動力となった。また、ユーザは機能やデザイン等の好みで選択できるようになり、メーカもユーザの期待に応える形での自由競争ができるようになった。日本が標準化をリードした例は多くはなく、DSCの場合は成功例として経済産業省などからも注目されている。世界をリードするに至った要因としては、業界の壁を越えた技術者の集まりを結成して日本の意見まとめ、日本の業界として一丸となって世界に対抗したことが大きい。筆者は世界初のDSCの開発に携わり、業界の技術者集団をまとめてリーダーを10年以上務め、日本代表として世界標準化の中心としての役割を果たしてきた。この経験を活かして、世界標準化の過程と日本が競争に勝つための手法などを裏話を交えて話す。

「デジタルカメラとは」

「デジタルカメラとは」

デジタルカメラ(DSC)は世界的に普及し、完全にフィルムカメラを市場から駆逐するに至った。DSCは老若男女を問わず広く使用されているが、画素数が性能を表すと思う人が多いように、DSCについて誤解されていることは多い。ユーザが正しく理解していないことにより、メーカ間の不要な競争を招いているものも見られる。カメラマンやカメラ評論家の著書は多いが、残念ながらそれらの著書の中にも誤りが見られることもある。ユーザがDSCを正しく理解し、適切に使用して頂くために、世界初のDSC開発に携わりDSCの標準化をリードし、カメラ映像機器工業会で技術顧問として技術の標準化を進めてきた立場から、フィルムカメラとDSCとの違いなどを含めてDSCの素晴らしさを分かって頂く。

「デジタルとは」

「デジタルとは」

デシタル技術は我々の生活を便利にする数々の技術革新を生んできた。しかしデジタルという言葉が先行したために、この言葉が正しく理解されずに、アナログとの対比としてデジタルは革新的、アナログは保守的、あるいはアナログは連続的であってデジタルは不連続である、などという誤った解釈が横行するに至っている。五感に係わるアナログと、表現手法としてのデジタルという考えで見ると、我々の生活にはアナログでなければ実現できないものも多いし、デジタル技術によってアナログではできなかったことも実現できる。たとえばデジタルカメラは最もアナログな情報をデジタルという手法で取り扱うために、それまでに無かった新機能を備えることができた。筆者は世界初のデジタルカメラの開発に携わり、その後もデジタルカメラの世界標準化の中心として働いてきた。この経験から、このように、アナログとデジタルを正しく理解して貰い、新しい見かたでデジタルを見直して頂きたい。

「デジタルカメラができるまで」

「デジタルカメラができるまで」

カメラの歴史は古代ローマ時代まで遡ると言われている。しかし近代的な化学反応を利用したカメラは19世紀のニエプスに始まり、ダゲールによるダゲレオタイプの発明によって始まった。その後、数々の発明や改良が加えられ、フィルムカメラは画像記録の道具として重要な地位を占めてきた。20世紀になって1961年に電子カメラが発売され、カメラ産業はそれまでの手工業的な色彩の残る業界から、電子化を中心とする産業への転換を余儀なくされた。1989年にはデジタルカメラが発表され、半導体メモリへの画像記録という新発想によるカメラが現れ、更にパソコンゆインターネットなどの情報機器との融合によって、デジタルカメラは飛躍的に市場を伸ばしてきた。デジタルカメラはフィルムカメラが70年以上かかった売上高をわずか数年で越えた。この間の歴史を国立科学博物館の主任調査員として「デジタル・スチルカメラの技術発展の系統化調査」報告書を著した立場から述べる。

主な実績

講演実績

【講演実績】
経済産業省、日本規格協会、印刷学会、画像学会、九州科学博物館、など多数

【メディア出演】
NHK「プロジェクトX」、東京ケーブルテレビ

【執筆】
学会誌、雑誌(情報通信など)、国立科学博物館調査報告書など

【その他実績】
IEEEにおけるパネル討論、規格協会主催のパネル討論など

講演料金目安

130,000円(消費税、交通費別)

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