山口素弘

山口素弘やまぐちもとひろ

横浜FC監督／元日本代表

山口素弘

2007年に現役を引退するまで17シーズン中14シーズンで主将を務め、
「ボランチ」の代名詞となった男が、日本サッカーの発展の為に
多大な貢献をしたとして「功労賞」を受賞。
その類稀なキャプテンシーとクレバーさは健在で、
現在はサッカー解説者としても活躍。

講演では、何があろうと強い気持で「ぶれない軸」を持ち続け、
常にプライドを持って乗り越えてきた経験を通じ、
「苦しい時にどう乗り越えられるか、更なる飛躍を成し遂げるには
どうすればいいのか」、主将という立場から見たヒントをお話しします。

講演ジャンル

出身・ゆかり

専門分野

挑戦／夢／モチベーションアップ／リーダーシップ／キャプテンシー

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経歴

: 1969年1月29日、群馬県生まれ。
前橋育英高時代には群馬県代表として国体にも出場、
東海大学時代は選手権でMVPを獲得するなど当時から活躍。
プロ生活では、リーグ現役生活17シーズン中、14シーズンで主将を経験した類稀なキャプテンシーの持ち主。横浜フリューゲルス消滅時の天皇杯で、主将として優勝カップを掲げた姿が多くのサッカーファンの心を打った。

フランスW杯アジア最終予選第3戦、国立競技場で行なわれた韓国戦でのループシュート、ジョホールバルで行なわれたアジア第3代表決定戦で、勝利に貢献した歴史的なインターセプトなど、記憶に残るプレーも多い。

危機管理意識の高い守備と、一蹴りでチャンスを演出する秀逸なパスと卓越したゲームコントロール能力を持ち、日本サッカー界における“ボランチ”の歴史は彼から始まったと言われている。

2010年、日本サッカー協会公認S級ライセンスを取得（Jリーグクラブの監督が可能）。
2012年、Jリーグの横浜FCの監督に就任。

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主な講演テーマ

逆境を乗り越えて～モチベーションコントロールの重要性～

聴講対象者: ：企業

サッカーは90％の労働と、10％の喜びです。山口はその10％の喜びのためにサッカーを続けてきました。横浜フリューゲルスの消滅、33歳での戦力外通告。再び現役を続け、当時J2リーグだったアルビレックス新潟をJ1リーグへ導く。同じく横浜FCでもJ2リーグで優勝を果たし、J1リーグ昇格へ大きく貢献しました。1998年フランスW杯へ日本代表として出場した大きな喜びはありましたが、山口の人生は常に「逆境」の繰り返しでした。何があろうと強い気持ちで「ぶれない軸」を持ち続け、常にプライドを持って乗り越えてきた。そんな山口の半生を通して、苦しい時にどう乗り越えられるか、更なる飛躍を成し遂げるにはどうすばいいのか、きっとヒントがあるはずです。
その他に日本代表での経験もお話しさせていただきます。

夢と情熱を持って挑戦すること
自分を信じることの大切さ

聴講対象者: ：学生

日本初のワールドカップ出場や天皇杯優勝という栄光と、チームが消滅するという前代未聞の出来事など、日本サッカー界の様々な局面を経験し、非常に苦しい時期もありました。しかし、どんな時も絶対に諦めない強いメンタルで逆境を乗り越えてきました。これまで私が培ってきた経験を元に、子どもたちに夢や、チャレンジすることの大切さ、逆境を乗り越えて強くなることなど、多くのことを伝えていきたいと思います。そして、何事にも「夢と情熱」を持って挑戦し、「自分を信じて」行動していくことで、必ず新しい世界が開けてくることを子供たちに感じてもらいたいと思います。

多くの出会いと仲間に支えられて～感謝の気持ちを忘れずに～

聴講対象者: ：学生

私を人間的に成長させ、苦しい時に支えてくれたのが家族であり、チームスタッフや監督の存在でした。家族の存在はいつも心の支えになり、仲間やスタッフのサポートが私を勇気づけてくれました。夢に向かっての挑戦を続けることができた背景には、こうした多くの支えがあったからこそであり、プレーできることのありがたさを強く実感してきました。サッカーはチームスポーツでもあり、周囲の存在や多くの出会いが私のサッカー人生を支えてきてくれたのです。
講演会では、全国の生徒たちに人と人との支えあい・絆の大切さを伝えていきたいと思います。

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主な実績

戦績

1996年	Jリーグベストイレブン	選出
1997年	Jリーグベストイレブン	選出
1998年	Jリーグオールスターサッカー	選出
1999年	Jリーグ　優秀選手賞
2004年	Jリーグオールスターサッカー	選出
2008年	Jリーグ　功労選手賞

その他

＜所属チーム歴＞
1990-1992年　全日空
1992-1998年　横浜フリューゲルス
1999-2002年　名古屋グランパス
2003-2005年　アルビレックス新潟
2005-2007年　横浜FC

＜代表歴＞
1995年　国際Aマッチ14試合出場、4得点
　（インターコンチネンタルカップ、ダイナスティカップ、キリンカップ、アンブロカップ）
1996年　国際Aマッチ13試合出場、2得点
　（カールスバーグカップ、キリンカップ、AFCアジアカップ）
1997年　国際Aマッチ22試合出場、1得点
　（フランスW杯アジア予選一次・最終予選、キングスカップ、キリンカップ、JOMO CUP）
1998年　国際Aマッチ9試合出場
　（フランスW杯、ダイナスティカップ、キリンカップ）